小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2017年8月30日水曜日

お父さん、お母さんに助言。子どもを数学で落ちこぼれにしない

 数学と聞くと恐怖感とは言わないまでも、漠然とした不安感を持つ人が多いはずで、これが数学嫌いをつくる原因ではないかと私は思っています。


 実際のところ、なぜ数は有理数と無理数に分かれるのか、素数や三角関数の知識はなぜ必要なのか、ひいては虚数がどのように役立っているのかなどについて、数学の歴史をたどりながら考えてみると、子どもには数学が身近なものになって変な恐怖感は持たなくなります。ですから小学生の時代から公文式のように苦痛の多い単純計算で痛めつけるのは根拠のない苦手意識を植え付けるだけです。数学の面白さを知って数学に親近感を持つには高い計算能力など必要ないからです。


 えっ、ではこれらをどうやって教えるんだ?ですか。小学生でも文字を使って教えます。そうすることで計算上数字がどのように扱われるかも同時に分かってきて自然に計算手順も身に付いてきます。実際に小学校ではブービーだった生徒が中学2年から学年で上位10番をキープして有力大学に入った例があります。

アメリカ人と中国人

 日本人よりも個人主義的で自己主張が強いところはアメリカ人も中国人も似通っています。


 イギリスから独立を勝ち取ったアメリカでは奴隷制度のもとで農業大国になりますが、19世紀になって金鉱や油田などが次々に発見されると工業国への発展が加速します。


 一方で中国は明代までは世界の文明国でした。シルクロードの貿易を支配したアラブ人は宋代の青磁を見て仰天し、眼が二つあるのは中国人だけだ。俺たちは一つ眼で、ヨーロッパ人は盲目だと言ったくらいです。


 中国では皇帝が絶対支配する王政から共産主義に移行して民主主義の経験がなく、国家を信頼するという風土がありません。一方でアメリカには奴隷制度に歪められた歴史があり、差別に鈍感な人たちもいます。


 ではアメリカ人と中国人の違いはと言えば、それぞれの個人的経験や限られた知識から判断すればいろいろと見方はありますが、個人間の差異ほどには確固たる違いはなく、日本人を含めてみな人間は同じです。

2017年8月29日火曜日

日本は人質か

 とうとう北朝鮮がミサイルをまたぶっぱなしましたが、流石にグアムを目掛けては発射しませんでした。先回のミサイルは奥尻島の沖合いまででしたが、今回は北海道の襟裳岬を悠々と飛び越えて遥か太平洋上に落下しました。


 これは北朝鮮から最も遠い北海道の泊原発を標的にしているという人も何人かいますが、確かにこれで日本の原発はすべて射程圏内にあることになります。米国と北朝鮮との妥協点は北朝鮮のICBM放棄だとも噂されますが、それって自国を守るために日本を人質に差し出すということでしょうか。

2017年8月26日土曜日

最後の猫が天国に召されました

 大学から餌やるな指令が出て犠牲になりかけたキャンパスの16匹の猫ちゃんの世話を買って出てから、もう8年目になります。


 そんな私の初代相棒で生き残っていた猫が一昨日天国に召されました。人目につかないように埋葬しましたが、当分は狸などに掘り返されないよう注意しなければなりません。


 今日は8月最後の週末で流石にキャンパスは空っぽで、そんな人気のない夕方に埋めてあげられた4匹の猫の墓を巡るのは感慨深いものがあります。


 人間と猫を一緒にするのは失礼極まりない話ですが、過去の戦争で未だに旧戦場に放置されたままの遺骨を思うとやりきれないものがあります。


 大して役に立たないミサイルに1000億円も出してアメリカのご機嫌を取るよりは、先ずは遺骨の里帰りが先ではありませんか。

2017年8月25日金曜日

北ミサイル騒動でハワイに移住

 北朝鮮とアメリカの間で緊張が高まるなかで、太平洋戦争の恐怖が読みがえったか、日本からハワイに逃げ出した年寄りがいます。


 先の戦争では財閥系などの子息の中には海外留学をして日本を脱出していた例も多々ありますが、一般庶民には想像も出来ない徴兵忌避手段でした。


 ハワイに到着して終の住処にする住居を探すと、不動産屋にはイチローなど有名人が所有する高級物件の界隈を紹介されたそうです。


 ロケットは飛ばずで帰国した本人はハワイで大金持ちに見られたと苦笑いでしたが、彼だって都心に住んでドラマに離れ家を貸すくらいの資産家です。


 いったん戦争になると苦労するのはやはり一般庶民という不合理は戦後70年が経過しても変わっていません。

2017年8月24日木曜日

観光立国日本は大丈夫か

 政府が訪日ビザ申請手続きを廃止したり簡略化したために、外国人観光客数は年間2000万人を超えるまでになりました。


 彼らの多くは好奇心を満足させたり、解放感を満喫するために訪日しているわけで、日本に特別な愛着を持っているわけではありません。


 そんなことから渋谷・新宿などの繁華街は別として、一般市民と観光客の動線が重なる京都などでは弊害も大きくて住民のストレスは大きいようです。


 一方で年間5千万人が訪れるパリは、観光業が重要産業ですし、観光客と住民との動線も違い、しかもハイシーズンの6~8月はパリ人はバカンスでいませんから、トラブルは少ないようです。


 

学歴もお金も役立たない

 私の大学の同級生に71歳にもなったのに毎年2回フルマラソンに参加している人がいます。彼が42.195kmを6時間かけてでも完走するのは立派だと思っておりました。


 ところうが、彼はあるマラソン大会で40kmを過ぎたあたりで80歳超えのお婆ちゃんに追い抜かれてショックだったそうです。人生には学歴や金力も役立たないこともあってホッとします。

2017年8月23日水曜日

共産党が嫌われる本当の理由?

 民進党の代表選挙ではリベラル派の枝野氏と保守派の前原氏の対決になりました。前原氏は一定の成果を出している共産党との選挙協力関係を解消するとしています。アメリカ政府は日本政府が共産党と協力関係を持つことは断固として認めないでしょうから、前原氏にとっては自民党と協力する場合には大きな障害になります。しかし、本当の要因はお金でしょう。


 自民党と公明党は政党助成金として年間で合計200億円、民進党は80億円を受け取っています。その上に自民党は企業や団体からも献金が23億円あります。共産党は個人献金以外は政党助成金はもとより企業・団体献金も認めていませんから、献金まみれの保守陣営にとっては主義主張より厄介なもので嫌われるのは当然でしょう。共産党との連携は政党の清浄度のリトマス紙です。

2017年8月22日火曜日

大学はもはや昼間部重視ではない

 私の尊敬する友人に大学の夜間部教育に献身的に携わっている先生がいます。彼の経験談によれば最近の夜間部の学生の人間力は非常に優れていて、特に学習意欲の面では一般的な大学の学生を上回っているようです。


 社会との繋がりの希薄な現代の若者にとっては、労働を通して実社会を体験しながら勉学をするのは社会人としての自覚を促すはずです。企業もこうした現状を踏まえて夜間部学生に対する従来の見方を改めて、新卒者採用ではむしろ夜間部学生重視にシフトしているようです。

「過労死」の誤った見方

 電通の女性新入社員の過労自殺でやっと日本の過酷な残業の実態改善に行政も重い腰を上げ出しました。


 しかし月間100時間を超える残業でも平気でこなしてきた人たちも少なくなくて、過労死問題を真剣に受け止めようとしない雰囲気もないわけではありません。


 かつて英国の元宰相チャーチルが労働者は明るいうちに帰宅して、家族と過ごす時間を持たねばならないと主張してから、すでに100年以上が過ぎました。


 人間の体力や精神力は個人的には様々な水準にあって、その人数分布は平均値を挟んで両端に広がる富士山型をしています。


 つまり残業がなくても様々な要因によって毎日がいっぱいいっぱいの人もいるということを、私たちは充分に認識しておく必要があります。

2017年8月21日月曜日

子どものように...

 ロンドン世界陸上2017の男子100mで優勝したジャスティン・ガトリン選手は、決勝レースを振り返って子どもの頃のようにタイムや順位を意識しないで夢中で走っていたと語ったそうです。心理学的にはこれをトンネル現象といいます。


 美の巨匠ピカソは、やっと子どものように絵が描けるようになったと晩年に述べたそうですが、それは見る人が感心するような上手な絵を描こうなどという邪念を完全に克服したときの心境なのでしょう。


 私たちは大人になると生活の負担に負けて子どもの頃のような純粋無垢な時間とは縁遠くなりがちですが、一芸に秀でた人はいわば人知を超えた努力と苦悩の先に無欲の境地を見出すことができるのでしょう。

2017年8月19日土曜日

貧乏は平和のための最大の武器

 最近の貧乏という言葉は敢えて金満生活に背を向けていることであまり悲惨さが感じられません。一方で貧困は生活に困窮して個人の尊厳も危うい状態を意味することが多いようです。


 1980年代の日本は飽食の時代と言われ、生きるための差し迫った目標が漠然としてくると、人々は物質的な欲望に振り回されるようになってきました。私たちがもう少し貧乏を愛せるようになったら、世の中はもっと平和になるはずです。

政府は北ミサイル対策に本気ではない

 北朝鮮ミサイルの脅威は、特にトランプ政権になってから大々的に報道されるようになりました。近頃では自衛隊装備のPAC3の映像がテレビで度々流されるまでなりました。


 そんな国民の危機感を煽るなか、破壊されれば日本の致命傷になりかねない原発は稼働したままという大きな矛盾を追及したのが、今朝の東京新聞です。原子力規制委員会は原発のミサイル攻撃は想定外で、原発設置者にミサイル対策は求めていないと国会答弁(2015/7)しています。


 弾道ミサイルは発射されて加速中のブースト段階で撃墜するのがもっとも容易で確実なはずですが、そうした迎撃手段としてはイージス艦配備型SM3や地上配備型PAC3は役に立ちません。つまり現在の日本の防空システムは原発に限らず穴だらけで本気度はゼロです。


 そんな中で政府は1基1千億円もする地上配備型SM3を買い増すとアメリカに約束しました。近頃の北朝鮮脅威は日本の防衛費5兆円をNATO基準のGDP比2%相当の10兆円に増額するための方便でしょうか。ドイツでさえGDP 比1.2%なんですから。

2017年8月16日水曜日

長寿 日本と香港

 安倍内閣は構造改革の断行を約束しましたが、先進国の常識である大学の禁煙さえ実現できておりません。

 

 香港が男女ともに平均寿命で世界一になったのは、徹底的な喫煙対策の実施によるところが大きいそうです。


 安倍政権下では喫煙率はまったく改善されていないところを見ると、他の分野でも構造改革は進んでいないようで、それが日本の地盤沈下を促しています。

2017年8月14日月曜日

不可解な北朝鮮問題

 北朝鮮がグアムに向けてミサイルを発射すると言い出して早くも1週間が経過しましたが何も起こりません。


 トランプ大統領がこれに過激に反応すると、8月10日のニューヨーク株式市場では1日で平均株価が200ドルも下落しました。売りを仕掛けた事情通は大儲けしたでしょう。


 特にトランプ大統領の側近には投資顧問会社の出身者が何人もいますから、トランプ大統領の言動は彼らへのリップサービスもあるのかと勘ぐってしまいます。

2017年8月13日日曜日

サニブラウン選手を壊したのは誰だ

 サニブラウン選手のロンドン世界陸上2017は200m決勝で脚に痛みが出てビリで終わりました。彼は左足太ももを痛めてリオ五輪を諦めた過去がありますから、その古傷の再発かもしれません。


 スポーツに貪欲な商業主義がはびこり、選手たちも大金を得るために無理をしがちです。サニブラウン選手が金儲けの種に使われてケガをしたのであれば忌々しきことです。どちらにしても9秒台の実現は遠のきそうです。

2017年8月12日土曜日

世界でも最高の牛肉

 フランスのシャロントマリティーム県は大西洋に面する温暖な気候に恵まれた食材の宝庫です。周辺にはボルドーワインやコニャック、海水塩、エスカルゴ、魚介類、チーズやバターの名産地で、この県の名前を知らない料理人は一流にはなれません。


 もしヨーロッパで天国のような土地があるとしたら、何と言っても県の首都ラロシェル(La Rochelle)でしょう。当地はハワイのような亜熱帯気候の重苦しさはまったくなくて、特に食べ物の美味しさは天地の差があります。


 日本人が死ぬ前に一度でも食べておきたいのが、当地の海の塩分を含んだ牧草を食んで青空のもとで育った牛の肉でしょう。ビールを飲まされてブヨブヨに太った牛の霜降り肉など目ではありません。

お盆の猫怪談

 3日前にキジトラの猫が突然現れて塀のところで寝そべっていたので餌を与えたら、食べて満足したのかどこかに帰っていきました。次にはトラ猫が現れるのではないかと家では笑って話していましたら、今朝になってトラ猫が現れて再び塀のところで寝そべって、私からもらった餌を食べて姿を消しました。


 亡き家猫だったキジトラ猫とトラ猫の二匹がお盆の挨拶に戻ってきたのでしょうか。これで黒猫が現れたら腰を抜かしそうですが、帰ってくる余裕があるということはあちらの世界で二匹とも幸せに暮らしているのでしょう。

北朝鮮ミサイル 池上彰さんが言わなかったこと

 先日、池上彰さんが北朝鮮のミサイルに対する迎撃システムについて解説していましたが、もっとも知りたい多弾頭ICBMの脅威についてはまったく触れませんでした。


 今日の大陸間弾道ミサイル(ICBM)は複数の弾頭を搭載しているのが常識で、北朝鮮が発射実験するミサイルも多弾頭だという指摘もあります。アメリカが特に神経質になっている北朝鮮の核の小型化はこの多弾頭を実現するためには必須条件です。こうなると迎撃ミサイルはあまり役に立ちません。

 

 トランプ大統領が意地を張って撃ち落とすとしたら、北朝鮮のICBMが単弾頭の開発段階にある今しかありません。

2017年8月11日金曜日

トランプ大統領 炎と怒りの意味は?

 北朝鮮がもしグアムに向けてミサイルを発射すればトランプ大統領はきっと迎撃するでしょう。米軍基地が標的になるのを見逃すことはできないという理由も付けられます。

 

 問題は撃墜に失敗すればアメリカの面目丸つぶれです。そんな可能性を見越してか北朝鮮はわざわざ一気に4発のミサイルを発射すると意気込んでいます。1発であれば迎撃失敗の可能性は低いのですが、同時に4発も飛んできては迎撃は神業です。それでもやるというのなら理屈ではなくてトランプ大統領の意地でしかありません。


 ここで1発でも撃ち落とし損ねれば超高価な迎撃システムが半ば無用の長物であることがわかりますが、それで傷つけられるトランプ大統領の自尊心のはけ口はどこに向かうのでしょうか。

2017年8月10日木曜日

日本の運命はあと10年で決まる...か?

 安倍首相がアベノミクスの大号令をぶち上げてから4年半になります。超金融緩和、日銀の国債大量購入、年金資金による株式大幅買い増しを敢行しましたが、いまだにデフレ状態からの出口がまったく見えません。


 そんなところに日本の科学論文数が10年前より減少したこと、一方で中国や韓国では何倍にも増加していることが報道されて、10年後の日本の物造りの地盤沈下が現実味を帯びてきました。


 こんな八方塞がりの状況でも日本円が対ドル110円台を維持しているのは日本の製造業の技術力がまだ世界に通用しているからです。その優位性が失われれば円の価値下落は必死でしょう。

2017年8月9日水曜日

コメディアンの死

 役者がある意図をもって何も知らないバカなふりをする、その工夫の面白さで笑いを誘うのがコメディアンだと思います。

 

 つまり滑稽な演技にある種の意図が感じられて、そこに才能溢れる工夫の妙があって自然に笑いを誘われるところにコメディアンの真骨頂があるはずです。ですから何も知らない人が、その無知を公衆の前に丸出しにする自分の姿を笑いの種にするのは単なる居直りでしかありません。


 今日の無知を恥とも思わない風潮は芸能界だけではなくて社会にも蔓延していて、これは現代社会の土台が教育にあることをないがしろにするもので、そうした退廃が良識に欠ける政治家を権力の座に座らせるのではないでしょうか。

2017年8月7日月曜日

日本ファーストの怪

 都民ファーストの会の支援者だった若狭勝衆院議員が日本ファーストの政党を立ち上げて国政に挑戦するようです。民進党を離党した細野衆院議員も合流するのではないかとの憶測もあります。


 さて都民ファーストならば国政に進出するのになぜ国民ファーストではなくて日本ファーストなのか不思議ですが、その理由に笹川財団の存在は無視できなさそうな気がします。

トヨタの運命は?水素か電気か

 ヨーロッパではスウェーデン、フランス、イギリスが相次いでガソリン・ディーゼル車廃止宣言をしました。中国も電気自動車(EV)へのシフトを加速しています。気になるのが日本ですが、アメリカと同じように自動車のEV化への反応は鈍いのが現状です。


 かつてドイツで高出力のロータリーエンジンが発明されて、その実用化に社運を賭けたドイツNSU自動車会社は結局は倒産してしまいました。その特許を受け継いだ技術のマツダが実用化に成功してスポーツカーを生産しましたが、結局は燃費の悪さが災いして生産中止に追い込まれてしまいました。


 私もガソリン・ディーゼル車はトヨタが実用化した水素を燃料とする燃料電池車(FCV)に取って代わられて、FCVが次世代の主流になると考えていましたが、今日では電気自動車しかないと思うようになりました。その理由がトヨタが世界に先駆けて開発に成功した、走行距離が長くてショートしない固体リチウムイオン電池です。


 燃料電池はトラックやバスなどの大型車両に向いていますし、電気の貯蔵にも使えますから無用の長物になる心配はありませんが、乗用車については間違いなくあっという間にEV時代になるでしょう。

2017年8月6日日曜日

東京五輪閉会式で核兵器廃絶を訴えよう

 東京五輪2020閉会式は長崎に原爆が投下された8月9日です。私は金満五輪の開催には反対の立場ですが、閉会式に核兵器廃絶と世界平和を黙祷して訴えるならば賛成します。


 オリンピック憲章では政治活動の持ち込みは禁止されていますが、核兵器廃絶は政治活動ではなくて世界の切実な願いです。


 リオ五輪開会式は広島に原爆が投下された8月5日でしたので核兵器禁止宣言をする予定だったそうですが、IOCが反対してボツにされた悪しき前例があります。

霞が関情報の裏表

 行政の中枢が集中する霞が関から漏れ出してくる情報は大きな個人的利益をもたらすことがあります。


 現在はどうなのか分かりませんが、1960年代には、官僚はこすからいことをすれば、都心に一軒家くらいは建ちましたし、企業の極秘情報を入手して一相場張ることもできました。


 こうした利益をたんまり享受した人たちを知っていますが、やはり同級や同窓そして同郷などという関係が役立っているようです。最近問題にされている人たちも似たような関係にあるのが気になります。

2017年8月5日土曜日

加速するガソリン車の終焉

 地球温暖化に危機感を持つヨーロッパ諸国では将来的にガソリン・ディーゼル車廃止宣言がなされいますが、いまだに原発に固執する日本ではまだその意識は社会的に共有されていません。


 一方で自動車メーカーは急速に電気自動車へのシフトを始めており、トヨタはダイハツ、富士重工、スズキ、日野自動車に続いてマツダとも提携関係に入りました。これで国内の自動車メーカーは大きく三つのグループ(トヨタ、日産、ホンダ)に分かれて地球温暖化時代に対応することになります。


 ほんの10年前にはガソリン・ディーゼル車の廃止などというのは想像も付きませんでしたが、どちらにしても熱効率では電気自動車の半分にも満たないガソリン車が生き残る道はもはやなさそうです。内燃機関発明から約200年目にあたる2060年頃は大きな節目になるでしょう。

2017年8月4日金曜日

右と左

 西武ライオンズの菊池雄星投手が絶好調で左腕史上最速の時速157kmを記録しました。右腕では大谷翔平選手が日本記録の時速165kmを出しています。


 両者の間にある8kmのスピード差は運動における右脳と左脳の影響の違いによるものなのか、相対的に左腕投手が少ないせいなのかは分かりませんが、興味深いところです。

2017年8月3日木曜日

鳩に好かれてしまった

 駅裏の川辺に住み着いた猫の餌やりをしているうちに、あまり毛並みの良くない一羽の鳩に好かれてしまいました。


 私が川原に下りていって堤防脇にすわると脇に必ず舞い降りてきて一緒に川の流れを眺めています。特に餌をくれというわけでもなく、不思議な鳩ポッポです。

 

 ひょっとすると天国に召されたブログ写真の大の甘えっこ黒猫ディーンがお盆を前にして鳩に生まれ変わって戻ってきたのかもしれません。

無用の長物 道徳教育の三種の神器

 日本の道徳教育では、礼儀、感謝、規律が3本柱ですが、これらは基本的に家族、学校、職場、地域などの既知の人に対する姿勢でしかありません。


 日本人として挨拶は既知の人にするものと思っていると、欧米に行って戸惑うことがあります。例えば他に人のいない場所で他人同士の二人の目が合ったら、両者はニッコリくらいするのが礼儀です。


 先日は電車が不通になって乗客で溢れんばかりの駅ホームのベンチで、鞄を脇に置いて両足を投げ出したままスマホに夢中になる身だしなみの良い男性がいました。


 また通学路のバス内で優先席に陣取った女子学生は、目の前にヨロヨロのお年寄りが乗ってきても平気でその姿を眺めていました。


 彼らは親しい人にはそんなゾンザイな態度はみせないはずですが、見知らぬ群衆の中では礼儀などはないも同然でした。


 こんな場合に欧米ならば誰かが鞄を退かせと要求したり、必ず席を譲ったりする人がいるものですが、このあたりの日本との違いはどこからくるのでしょうか。