小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2016年3月3日木曜日

許す教育、懲らしめる教育

 3月は落ちこぼれ学生にとっては気のもめる時期です。卒業判定会議で不合格の判定が出て留年となれば決まっていた就職は流れるどころか、新年度の授業料まで支払わねばならないからです。


 ある留年学生は一科目を落として特別講義を受けるはずでした。しかし、いつものいい加減さのせいでその日程を間違えて逃してしまい、二回目の特別講義に再登録を願い出ましたが、大学は頑なに拒否して受講させませんでした。


 この特別講義は留年者に新年度の募集定員枠を食われないための経営上の都合によるところが大きくて教育効果が主目的ではありません。ですから懲らしめる理由はありませんし、そんな学生を在学中に教育できなかった大学の教育力もむしろ問われかねません。


 過ちを許して成長を促すか、とことん懲らしめて奮起を期待するか、教育は難しいところがありますが、恐らく幼少時からずっと懲らしめられ続けてきた劣等生には温かい気持ちで接する方がいいと私は思っています。