小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2015年2月22日日曜日

東大卒の長所と短所

 これはかなり際どい話ですが非難を恐れずに考えてみました。先ずは東大卒の典型例として就任一年が過ぎた舛添要一都知事を分析してみます。

 

 舛添都政は驚くなかれ共産党からも好評価されていますから、従来の都知事とは違って柔軟な頭の持ち主であることをうかがわせます。また舛添氏は記憶力や理解力に優れていて、説明に要する時間が半減したと部下たちに大変喜ばれているそうです。

 

 次に第71.72.73代総理大臣中曾根康弘氏は世の中の風向きを読む先見性に長けていて風見鶏と揶揄されました。その卓越した先見性が故にか中曾根政権は戦後歴代4位の5年間も続きました。それでも日本を原発大国に走らせてしまい東日本大震災までは見通せませんでした。

 

 人事がすべて記憶力と理解力と先見性だけで片付くならば東大卒には勝てないという道理になります。その好例が頭脳対決の最高峰であるチェスの対戦で世界チャンピオンでさえ最新のコンピュータ頭脳にはかないません。しかし盤上の戦いと人生を対比して考えるのは単純過ぎます。

 

 天下の秀才も自分の運命を左右しかねない究極の状況に追い込まれると意外なもろさを見せます。東大入試で誰もが認める秀才が落ちたり、思いがけない人が合格したりすることがありますが、この事実を見ると一発勝負では意外性に賭ける価値もあるといえるのではないでしょうか。

 

 日本語には捨て身という言葉があります。自分の命を顧みずに意外性にかけて大胆な攻撃を仕掛けることです。結局は日ごろから努力を惜しまず十分な準備をしておき、機を見て捨て身で挑めば東大卒も恐れるほどの存在ではないということになりそうです。