小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2015年2月11日水曜日

若者 進む3K嫌い

 大学スポーツで特に熱いのがラグビーです。帝京大学ラグビー部が異次元の強さを見せていて、少なくとも今後数年間はライバルチームは出ないでしょう。また今シーズンは社会人チームNECに勝利して新しいチーム史が始まりそうです。ただ帝京大学の怒涛の活躍が高校ラグビー界の発展に大いに役立っているかといえば、皮肉にもそうとも言い切れません。


 高校のラグビー人口はピーク時に比べると今日では40%も減少しており、その状況に歯止めがまったくかかりません。当然ながら有望選手は特定の高校に偏在する結果となり、高校間の実力差は広がる一方です。また高校経験者が大学でプレーするのは5人に一人しかいません。こうした負の連鎖が観客動員にも及んでいて今日の大学選手権では国立競技場には閑古鳥が鳴いています。1990年代の早慶決戦では超満員の人気を誇っていたのが夢のようです。


 このような状況が続けば社会人チームの弱体化・高齢化が急激に進むことは間違いありません。これは3Kスポーツの代名詞ラグビー界の崩壊危機と言えるだけでなく、3K嫌いになった日本の危機を示唆しているのかもしれません。