小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2014年5月8日木曜日

若者には小さな梯子を掛けてあげよう

 アメリカやフランスなどではアファーマティブアクションが知られており、社会的に差別を受けたり不利な環境にある人たちへの救済措置が取られています。例えば、エリート大学でも一定の入学優先枠が設けられていることなどです。

 

 東大に入学するには、もちろん本人の能力や性格は大切ですが、親の理解と協力、経済力、幼少期からの学習環境などもしっかり揃っている必要があります。つまり、ほんの一握りの特定の秀才しか東大生にはなれないのが現状です。こうなるとエリート層は次第に同じような価値観の人たちの集団になってしまいます。このような不都合をアメリカなどの大学ではアファーマティブアクションによって少しでも是正しようとしています。

 

 アファーマティブアクションは梯子掛けと同じです。枝に手か足が懸ればどんどんと高みを望めるはずの人に、最初の一歩に社会的な配慮を与えてあげることです。きっと受験地獄を打開するきっかけになるはずで、日本でも試してみる価値はあると思います。