小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2024年12月20日金曜日

政府の隠し財布

 国会では103万円の壁などといって国民民主党と自民党のせめぎ合いが続いていますが、日本の国家予算には特別会計という隠し金が200兆円以上あります。


 この特別会計は一般会計とのお金の行き来がたくさんあって複雑怪奇なもので専門家でも全容を把握することは難しいようです。


 何れにしても一般会計と特別会計を合わせて毎年320兆円以上のお金が支出され、さらに補正予算が10兆円以上も組まれています。


 年間330兆円以上のお金があって、その5%を節約するだけでも15兆円以上の資金を掘り出せるのですから、国民民主党と維新の会の公約などは直ぐに予算を付けられます。


 自民党は野党を分断して少数与党の劣勢を乗り切る作戦を取っていますが、野党が手を組めば一気に自民党は沈むはずです。


 それができない裏事情が野党それぞれにあるのでしょう。


 

2024年11月1日金曜日

大谷翔平選手おめでとう!

  大谷選手の活躍のおかげでメジャーリーグの試合を初めてテレビで観戦しました。そして日本とアメリカの野球の違いに驚きました。


 アメリカの野球選手のボクシング選手のように引き締まった筋肉質の身体を見れば日頃の高度なトレーニングの努力がはっきりとうかがえます。


 腹の出ている野球選手は失格ですかと少年がイチローに質問したそうですが、メジャーリーグ基準で言えば完全に失格です。


 脂肪の腹巻きをしていてはバットスイングや守備の動作に悪影響がありますし、野球というショーに寝間着で出てくるのと同じで失礼です。


 猛打のソフトバンクの選手でホームランを2桁打てるのは3人ですが、アメリカのWS出場選手はほぼ全員が年間15本は打っています。


 つまりは150試合戦うと毎試合チームの誰かがホームランを打つ可能性があるとも言え、投手は配球とコントロールが悪ければ致命的です。


 日米野球では日本が勝つことも多いですが、彼らが実際にその気になったらとても太刀打ちできないような気がします。

2024年10月28日月曜日

衆院選結果 ねじれ国会でちょうど良い

  衆院選は自公連立政権は過半数割れのようですが、自民党の暴走を抑制するには野党連合の衆院と自公の参院がちょうどよい対立関係ではないでしょうか。


 日本では参院は無駄だという声が多くありますが、衆院と参院でそれぞれの多数派がまったく違うねじれ国会になれば無駄ではありません。


 アメリカは大統領制で日本は内閣制ですから政治制度は根本的に違いますが、アメリカの上院と下院ではねじれ状態が普通で、現在は下院が共和党、上院が民主党です。


 日本でも民主党政権時代にはねじれ国会はありました。与党のやりたい放題を牽制する有効な手段になることをここでハッキリと認識したいです。

2024年10月22日火曜日

韓国からの出稼ぎが爆減

 韓国から日本に出稼ぎに来る理由が無くなってある都心のコリアンタウンは大不況の真っ只中です。


 日本の賃金はバブル崩壊以降上昇していないところ、韓国の発展は目覚ましく、日本との賃金格差はほぼなくなりました。



 そのために魅力的な女性のサービスが重要な飲食店では、出稼ぎ女性の入れ替えが進まなくなって客足が遠退いてしまいました。



 こうなるともはや出口は見えず、コリアンタウンの消滅も有り得るかもしれません。近隣諸国の経済成長がもたらした悲しい現実です。


 

 

2024年10月11日金曜日

石破新首相の背広に大量のホコリ?

  石破新首相が記者会見を行いましたが、その背広はどう見てもホコリだらけに見えました。


 友人に言わせるとむしろ田舎出の純朴さが伺えて好感が持てるという反応でした。


 しかしながら一国の運命を背負う総理大臣が公の場に出る背広がホコリで白くてはあまりにも異常です。


 

2024年10月5日土曜日

もはや終わりのない宗教戦争

 アメリカ軍はイランによるエルサレムへの攻撃ではミサイル迎撃に参加してイスラエル軍と不可分の共同戦線を張っていることを誇示しました。


 アメリカやイスラエルがこれほどやりたい放題なのは石油輸出国となったアメリカはアラブ諸国に頭を下げる理由がなくなったからでしょう。


 そのうえ赤字財政国に転落したサウジアラビアの国際影響力は大きく低下していて、これまでのようにアラブ諸国をまとめ上げる力はありません。


 こうした状況下ではイスラエルの超保守派のネタニヤフ首相が異教徒を徹底的に叩きのめしたい誘惑に駆られるのも無理はないでしょう。


 イスラエルはテロ分子と称して異教徒を殲滅する言わば宗教戦争を仕掛けており、アメリカ大統領選挙後には世界を揺るがすことになりかねません。


 


 


 



 

子どもも歩ける西の歌舞伎町

 町田市は新宿駅から西に電車で40分ほどの郊外にある人口約42万人の町で、かつては西の歌舞伎町とも言われていました。


 市内には高層ビルは数えるほどしかなくて、駅周辺部は低層階の古いながらも個性ある店舗が密集していて昭和的な雰囲気が漂っています。



 町田駅近で川を隔てた相模原市にはラブホテル街はありますが、町田市内には売春を目的としたいわゆる風俗関係の店舗もホテルもありません。

 

 古着屋の多さも出色で高級店から300円均一のバーゲン店まで20店舗以上はあって、それらが繁盛しているのも町田市民の飾らぬ生活ぶりが伺えます。



 町田市の一番の自慢は子どもでも安心して歩ける明るく安全なことと、高・大学生も気楽に手軽な費用で集えるお店がたくさんあることです。


 

 

 

2024年10月4日金曜日

東京砂漠 車内の無視、無関心、無表情

  小田急線の快速急行に乗っていたら、新宿駅を出て下北沢駅を過ぎて間もなく、ドア近くに立っていた大柄の中年男性が床にへたりこみました。


 私はドア口から二人目の席に座っていましたが、男性はゆっくりと仰向けに倒れて失神した様子でしたので、心配して席を立って男性に呼びかけました。


 男性は意識を失っていて反応はありませんでしたが脈拍は正常でしたので、てんかん発作だろうと判断して登戸駅で降ろして駅員に通報するつもりでした。


 ところが男性は重くて動かせないので、みなさん手を貸してくださいと呼びかけましたが、乗客はみな私を無視して知らないふりをしていました。


 幸いにも登戸駅に着く頃には男性は意識を取り戻して起き上がれましたので、私が抱えて駅のホームに連れ出すことができました。


 ほぼ満員の通勤電車内で助けを求めても全員に無視され、すぐ前に座っていた女性といえば寝たふりを始めて知らんぷりだったのはとてもショックでした。

2024年9月24日火曜日

死刑と戦争と平和

  日本は憲法で平和国家を謳ってはいますが、死刑制度については今日の国際潮流に堂々と背を向ける世界でも稀な先進国です。


 世論調査では国民の80%が死刑制度を容認していて、これは日本人は大義があれば人を殺してもよいと強く主張していることと同義です。


 戦争にしろ死刑にしろそして殺人でさえ、人を殺してもよいという身勝手な大義の存在を社会が容認する限りは絶対になくなりません。


 世界の144の死刑廃止国から見れば、日本は平和を愛する、つまりは敵さえ愛することのできる近代国家ではなくて、不可解な恐ろしい国でしょう。



 

2024年9月17日火曜日

自民党新総裁は戦前を断ち切れるか

  東条英機内閣は日本国民に狂気の精神論を持ち込み、絶対に勝てない日米戦争の始まりとなる真珠湾奇襲攻撃を敢行させた恐ろしい政府でした。


 そこから岸信介内閣から安倍晋三内閣へとつながって、戦前の忌々しい狂信的民族主義の時代性が無反省のまま引き継がれてしまった感があります。


 自民党総裁選挙では今日の危うい国際情勢のもとでは靖国神社参拝の可否を敢えてマスコミは質問すべきところ、右派の候補者が勢揃いして忖度したのか沈黙しています。


 米国に数年間滞在してその底力を知る山本五十六でさえ断ち切れなかった日本の恐ろしい暗黒を私たちは見て見ぬふりをしていて今日の平和を保てるのでしょうか。


 

2024年9月7日土曜日

小泉進次郎議員と日本のミサイル基地化

  自民党総裁選に出る小泉進次郎議員は学歴ロンダリングだの、コロンビア大学大学院の英語力があったのか、などと言われます。


 彼は故安倍元首相とは違って大学院の卒業証書を得ていますから言い過ぎですが、懸念材料がないわけではありません。


 アメリカの大学の入学では、親が卒業生であったり、多額の寄付金や親の社会的地位の高さがものを言うこともあります。


 特に大学院修士課程の留学生には普通は卒業証書は出るのが既定路線のようですから、多少の温情はあったかもしれません。


 とすれば故安倍晋三首相が必死にトランプ詣でをしてゴルフでご機嫌をとった前例を見ても、進次郎議員もアメリカ一辺倒になりそうです。


 その結果、日本がアメリカの対中国のミサイル基地化がさらに進み、その費用は日本の防衛費の増額で賄われるのですから、たまったものではありません。


 

2024年9月3日火曜日

ドイツ 再び恐怖の時代が来るか

  9月1日に旧東ドイツはチュウビンゲン州の州議会選挙で極右とされる「ドイツのための選択肢」が第一党勢力となりました。


 まだベルリンの壁があって東ドイツには日本人は行けなかった1970年代に、私は東ベルリンにある理由で長期滞在したことがあります。


 当時の西ドイツの高速道路ではすでにポルシェが時速250kmでスイスイ走り、週末にはスーパカーが集合してスピード争いをしていました。


 一方で東ドイツでは道路は広いものの日本の古い軽自動車に似た東ドイツ製のトラバントが稀に走っているくらいで驚かされました。


 また燃料に質の悪い石炭を使っていたため東ドイツの街並みは黒く煤けて暗く、道行く人々は下向き加減で無言で寂しげでした。


 言わば現代の北朝鮮と韓国を統一するような歴史上の大仕事をドイツはその英知と国民の勤勉で少しずつ克服しつつありました。


 しかし、東西ドイツ間の貧富の差は今日でも残酷なほど大きく、近年の世界的潮流である貧富の差の極大化現象が極右勢力の台頭を許したのでしょう。


 

2024年8月17日土曜日

老害で住宅管理組合が大混乱

  私が住む住宅地は1981年に建設されましたから、今年で満43歳です。住民も半分が75歳以上というチョー高齢地域です。


 特定の3人が屋根の葺き替えと外壁塗装工事の実行委員会を立ち上げて特定の業者に発注しようとして譲らず、組合は大混乱中です。


 ここで最大の問題点は3人のリーダーは85歳、あとの2人も80歳と77歳で、怒りの抑制が効かず、主張がコロコロ変わることです。


 バイデン大統領を辞めさせたアメリカを思うと、もはや◯◯かと懸念される高齢リーダーを排除できないこの現状は日本の縮図です。

2024年8月13日火曜日

史上最強 ハッサン選手の活躍

  パリオリンピックの女子マラソンの勝者ハッサン選手はオリンピック史上最強の女性です。


 彼女は5000mと10000mで銅メダルを獲得した2日後にマラソンにも挑戦し、オリンピック新記録で優勝しました。


 人間機関車と言われたザトペック選手はヘルシンキオリンピックで男子5000m、10000m、マラソンで金メダルを取りました。


 彼はニンニクを好んで食べ、調子の悪い時にむしろ練習をして試合で実力発揮できるように備えたそうです。


 さてさてハッサン選手はどんなものを食べてどんな練習をしているのか、知りたいところです。

 

パリの街路樹の美しさ

  パリオリンピックのマラソン放映では選手たちの頑張りも見ものでしたが、パリの街並みの美しさも堪能できました。


 特に街路樹の蒼々とした生命感溢れる姿は日本の利権まみれのツンツルテンの街路樹を思うと悲しくなりました。


 ナポレオンの最期は大西洋の孤島に幽閉されて寂しいものでしたが、彼が整備したパリの美しい街並みは今日でも絵になります。

2024年7月30日火曜日

荒れた柔道場

  オリンピックでは金メダル確実と前評判の選手が予選で敗退することがあり、トップアスリートのコンディション調整はミリ単位の大変なことなのでしょう。


 パリオリンピックの柔道では畳の上で泣いたり、勝利のガッツポーズをして観客にVサインを送ったりと、柔道精神からすると?の付く行動がありました。


 スポーツが最新の科学の知見を活用して長足の進歩をし、もはや選手はマシンになりつつあるのでしょうが、相手への思いだけは忘れてほしくないものです。

2024年7月29日月曜日

都内随一の超高級マンションが中国人の投資対象に

  東京都のチョーが付く高級住宅地といえば成城や田園調布が知られていますが、いやいや千代田区には番町があります。


 その番町のそのまた1等地に建つマンションがやはり中国人の投資対象になっていて、その資金力たるやバブル期の日本人の比ではないようです。


 このところ都心でブームになっている建て替えの説明会の場では中国人の投資家たちはひとりで何戸もの新規購入の意欲を見せたそうです。


 日本人だけで踊り狂ったバブル期とは違って、今日の都心のマンション高騰は中国人も参加して国際化の様相を呈していて止まりそうにありません。


 


 



2024年7月28日日曜日

パリオリンピック開会式

  PARIS2024の開会式は長すぎたといわれますが、これまでの開会式とはまったく違って独創的で、流石に自由、平等、友愛の三色旗を掲げる国家の首都の面目躍如です。


 式次第では手違いはいろいろとあったようですが、そういう些細なことにはこだわらず、核心部分は外さないところがフランスのフランスたる所以でしょう。


 五輪施設の95%は既存のものを賢く利用して大会費用を大幅に節約したようですが、東京オリンピックではその発想は微塵もなく、関連経費を含めると3.7兆円を垂れ流しました。


 ナポレオン三世の命で整備されたパリ市街の美しさを今日まで頑固に守ってきたパリならではのこだわりと合理性がPARIS2024でも存分に発揮された感があります。

2024年7月24日水曜日

中国に欠けているもの

 中国は14億人の人口と広大な国土と資源そして歴史を有し、今日では世界を揺らす大国になりましたが、世界のリーダーとしてはまだ未完です。


 今日の欧米諸国にあって中国にないのは先ずは自由と民主主義ですが、この違いのカギは哲学と数学の歴史の有無にあるように思われてなりません。


 日本にも算術や思想の歴史はありますが、これらは哲学と数学のような末広がりの学問としては成り立たず、中途半端なものでしかありません。


 中国が世界の平和の旗手として確固たる地位を築きあげることを期待するのですが、哲学と数学のない歴史のハンディをどう克服するか見守りたいところです。


 




 

2024年7月14日日曜日

蓮舫氏の敗北

  都知事選は小池氏の圧勝でした。潤沢な都予算を票田の岩盤支持業界に撒き餌しておけるのは現役知事だけができることです。


 蓮舫氏の大敗は共産党と組んだからなどと言われますが、それで都議会が共産党に牛耳られるのであれば、その時は共産党と別れればいいだけのことですから、説明にはなりません。


 また連合の芳野会長が小池氏支持に回ったからとも言われますが、芳野会長はバリバリの自民党右派支持ともいえる人物ですから、そんなことは初めから明らかでした。


 結局は蓮舫氏は信念の人なのでしょうが、その敗北の原因は神経質そうな話しぶりと、相手をホッとさせる笑顔やウイットのないところにありそうに思われてなりません。


 

2024年7月4日木曜日

マイナス4℃

  私の住む住宅地は敷地2500坪に13棟の長屋があって39世帯が生活しています。


 開発されて43年が経過してほぼ森の中に家々が点在している感じで、地面は緑と木陰で夏の直射日光が当たるのは屋根部分しかありません。


 最近の猛暑の中でも都心の大手町で測定される日中最高気温に比べて、わが家の庭では4℃くらい低くなっています。


 昨日も都心は最高気温33℃でしたが、わが家の庭では28.8℃でした。もちろん蒸し暑さは避けられませんが、高台ですから常にそよ風がそよいでいます。


 というわけで緑の大切さを実感しているこの頃です。


 

2024年6月2日日曜日

都心のホテル代が4倍に

  先日、興味半分にある都心のビジネスホテルに料金を聞いてみたら、コロナ前の4倍近くに跳ね上がっていました。


 以前なら安いビジネスホテルに泊まって夜の一杯くらいの費用は浮かせた出張費が今ではホテル代にもならないとは淋しいです。


 一方で夕方になると外国人が集まるスタンドバーがホテルの近くにありますが、集まる人数も以前より何倍にも膨れ上がっていました。


 

2024年5月30日木曜日

小池・蓮舫・芳野の三角関係

 都知事選を前に蓮舫議員が出馬表明をして風雲急を告げる様相です。

 小池都知事はもちろん再選を狙って総力戦を仕掛けてくるでしょうから、女性同士の一騎打ちになることは間違いありません。


 勝負の行方は芳野友子連合会長のサジ加減次第の気がしますが、大の共産党嫌いの芳野氏はむしろ野党よりは自民党右派と親和性が高い人物です。


 芳野氏は自民党支持とは公言しないまでも本音は政権交代を望んでいないはずですから、結果として自民党有利になる姿勢を取るでしょう。


 結局は小池+(芳野)vs蓮舫の流れになりそうですから、無党派の人たちがどれだけ投票所に行くかで都知事選の勝負は決まりそうです。


 

2024年5月28日火曜日

タワマンの寒々しい現実

  今春に売り出された都心のあるタワマン280戸の購入者は半数が外国人だったそうです。


 販売価格はすべて1億円以上でしたから、日本の普通のサラリーマンではとても手が出ない物件でした。


 購入者の一人の話では値上がりを待って売却したいそうで、完全に投資目的のようです。


 現金購入者がほとんどだというのですから、特に中国にはお金持ちがたくさんいるようです。


 何れにしても上がるから買う、買うから上がるというバブルスパイラルになっているようです。


 

2024年5月27日月曜日

ロシアが背負っている恐怖

 旧ソ連は第二次世界大戦で1200万人以上の兵士を死なせ、市民の犠牲者は1400万人とも言われていて、何と日本の戦争犠牲者の10倍の国民が亡くなりました。


 旧ソ連は対独戦で壊滅的な人的損失を被って病み上がり中のところ、べルリンの壁崩壊で連邦国家は解体されて大きな精神的な打撃を経験したとも言えそうです。


 旧ソ連の人口は1.68億人、今日のロシアは1.48億人で人口減少時代に入ってきており、大戦やベルリンの壁崩壊で受けた悪夢がロシアには蘇ってきているように思われてなりません。


 現在のロシアは極論すれば消滅の危機に直面しているとも言えそうですから、その焦りたるや私たちの想像を遥かに超えていることは確かでしょう。

 


 


 

2024年5月4日土曜日

日本が経済大国でなくなる本当の理由

 戦後の世界を見渡すと人口大国の中国やインド、そして石油大国アラブ諸国は植民地としての歴史に苦しんでいました。


 そういう世界状況下で植民地にならずに経済競争のスタートラインに立てたアジアの小国日本は被爆までした敗戦国とはいえ幸運な立場にありました。


 ところで安倍晋三元首相は円安300円で日本経済は立ち直ると言い放ちましたが、確かにアベノミクスの出口は超円安とインフレの経済的植民地状態しかなさそうです。


 戦後の日本の経済発展は無知と不勉強と虚飾に満ちた元首相が打ち出したアベノミクスというハチャメチャ政策でどうも終止符が打たれそうな気配です。


 


 


 

2024年5月3日金曜日

野党は本当に勝てるか

  島根県の衆院補欠選挙は自民党と立憲民主党との一騎討でしたが、自民党の完敗でした。


 この選挙は白熱したものながら投票率は55%でしたから、首相が応援に出向いても半数近い有権者がそっぽを向いた感じです。


 今回のように投票数の6割を確保して当選しても、実際には全有権者の1/3の支持を獲得したに過ぎません。


 自民党が首相交代などで必死になって全有権者の1/3を占める岩盤支持層を総動員できれば勝負の行方はまったく分かりません。


 自民党のバラマキ土着政治に吸い付く日本の村社会の変革は容易ではなく、それ故に近年の日本の後進国化は深刻です。


 

2024年4月27日土曜日

時代で変わる住宅の駐車場

  私の家から5分ほど歩くと建坪50坪ほどの家々が並ぶバブル時代の高級住宅地があります。


 小高い丘の上にあって庭も広くて憧れの環境ではありますが、車がなくては買い物・通院などの生活が成り立たない立地です。


 ここの住宅には大型乗用車が一台だけ収まる駐車場しかなくて、最近の建売住宅の+軽自動車という設定は皆無です。


 バブル時代までは、特に裕福な家庭では奥様は専業主婦で共働きというケースは稀でしたから、奥様が運転手をするのが当然だったのです。


 しかし、今日ではパワーカップルなどと言われて夫婦二人の収入で住宅ローンを組んでタワマンを購入するのがトレンドになっています。


 時代の変遷とともに住居の形態が変わってきていますが、私は車は不要で、夫婦共同で住宅ローンなど組まない、庶民的な住居が理想だと考えています。


 


 


 

2024年4月24日水曜日

喫煙の恐ろしさ

  私の大学の同級生が昨年ひとり亡くなりましたが、クラスで初めての悲報でした。


 50名クラスで全員が75歳になるまで一人も欠けなかった奇跡の理由についていろいろと考えてみました。


 私のクラスでは酒飲みはいても不思議にも一人も喫煙者がいなかったことにハッと気が付きました。


 亡くなった友人は大好きなワインの飲み過ぎで肝臓を患っていて、長年治療に苦労していました。


 タバコと酒は度が過ぎると命取りになることをこの歳になって改めて再認識した次第です。

日大アメフト部が社会人リーグへ

  日大アメフト部はマリファナ吸引事件で廃部となり、学生リーグからも脱会しましたが、今年度は部を新しく立ち上げて社会人リーグに加盟するようです。


 マリファナ吸引は集団で行われることも多く、その匂いも特有なものですから、公然と寮内で集団で行われていた可能性は否定できません。


 とすると寮生は全員がマリファナ吸引には気づいていたはずですから、アメフト部員にはみな少なからぬ責任があったとも言えなくはありません。


 しかし、日大アメフト部には戦時中の日本社会のような厳しい絶対服従の風土が残っていて個人的に意見を言えるような環境にはなかったでしょう。


 何れにしてもアメフトに人生をかけている部員は多いはずで、新しく部を立ち上げて試合のできる場を模索するのもありでしょう。


 

2024年4月23日火曜日

円安は止められるか?

 円安が進行して訪日した中国人やアメリカ人に聞いてみますと、宿泊代以外は何でも自国の半値の感じがすると喜んでいます。


 日本が1980年代後半の不動産バブルで湧いていた頃はアメリカの不動産は日本人にはタダのような値段でした。


 例えばニューヨークのダウンタウン地域にあるフロア面積20坪くらいの4階建て住居は8000万円ほどでした。今では3億円くらいででょう。


 またアメリカ人が憧れる高原都市デンバーの50坪ほどの高級マンションでも3000万円ほどでした。これも2億円近いはずです。


 ハチャメチャのアベノミクスで金利を上げられなくなった日本は米中が自滅するまで円安は止められそうにありません。とうとう悲劇の始まりです。


 

 

 
 

2024年4月17日水曜日

自衛隊員の平均年齢37歳

  自衛隊員の高齢化が深刻です。今後は徴兵制度を復活する以外に自衛隊員の若返りの手段はありません。


 今日の戦争はボタン戦争でも、戦争は領土の取り合いですから、死傷者の多く出る前線で戦う若い兵士は必須です。


 ウクライナがロシア相手に苦戦しているのも、武器不足だけではなくて若い兵士が足りないことにあり、イスラエルも優勢とはいえ同様の事態です。


 自民党は防衛費をGDPの2%に増やして防衛力強化に躍起ですが、前線で戦える若い兵士の確保はどうするのでしょうか。


 戦争が何年も続いたら若い男性不足となり、戦後は逆ベビーブームで人口減少は悲惨なものになります。


 中国やロシアを仮想敵国に仕立て上げて軍備増強をしても、そもそも自衛隊員の確保も仮想なのですから、勝負になりません。


 

2024年4月10日水曜日

新NISAは今は危ない?

  日本やアメリカの株式市場は史上最高値をつけても一向に下げる気配は見えません。


 米国は今年中に3回利下げがあり、日本はマイナス金利は解除されても金利は簡単には上げられないという想定があるからでしょう。


 米国などのインフレが本当に収まればいいですが、万が一にもさらにインフレが進めば株式も国債も円も大きく下げるでしょう。


 各国の中央政府は金の買い入れを進めていると言われますが、金も史上最高値に張り付いているにも関わらずです。


 さあ、余裕資金を新NISAを利用して投資に回すか迷っている人も多いでしょうが、当分は国内投資だけは避けたいです。


 

2024年3月14日木曜日

日本の評価が逆転するとき

  バブル崩壊で弱りに弱った日本経済ですが、物価と給料の上昇がやっと始まって正常化の軌道に乗れるかもしれません。


 さて世界が注視する今日の日本ですが、アキレス腱がまったくないわけではありません。それが低い出生率と福島第一原発の廃炉です。


 日本の現在の年間死亡者数は約160万人、出生数は70万人ですから、大雑把にいうと年間100万人以上の人口減少が続く勘定です。


 また安倍元首相がアンダーコントロールと世界に大見得を切った福島第一原発の核燃料はただの1グラムさえ取り出せていません。


 日本の20年後は人口が1億人を下回り、廃炉計画は完全に手立てが無くなり頓挫して、我が国は存亡の危機に直面しているかもしれません。


 


 


 

2024年3月12日火曜日

猫がチョー喜ぶ自家製チュルチュル

  我が家の猫は年齢を重ねて食欲が細り、腰回りが痩せてきました。いろいろと試してみて、やっと特効食を見つけました。


 それが鶏肉を凍らせておいて包丁で凍ったまま丁寧に極薄に切って、それを指で練り込んでチュルチュルにしたものです。


 肉は練っているうちに溶けてきて練あんこ状態にすると、ちょうど食べ頃の室温程度になります。


 最大のコツは買ってきた鶏肉は直ぐに冷凍して鮮度を保つことです。冷凍せずに一日でも置いた肉はフンと言って食べてくれません。


 おかげですっかり筋肉をトリ戻した我が家の猫は毎夜戦いに出ていくようになりました。これも困ったものではあります。

2024年2月17日土曜日

徴兵忌避

  戦時下にあるウクライナやロシアでは兵士の確保のために徴兵制度がありますが、戦前は日本でも厳しい徴兵がなされました。


 徴兵制度は命を政府(国家にではない)に預けるということですからみんな逃げ出したいわけで、大戦中は案外徴兵逃れが横行していました。


 それができるのはお金持ちと権力の中枢とつながっている人たちで、お金持ちは海外留学という国外逃亡、権力に近い人たちは戸籍のごまかしや国内逃亡という方法です。


 私はそれぞれの方法で戦争に行かなかった人たちから直に経験談を聞いたことがあり、戦争ほどバカらしいものはない、と確信するようになりました。

名目GDPでドイツに抜かれる

  ドイツの国土面積は日本とほぼ同じですが、人口は日本より30%少ない8500万人です。


 ドイツの労働時間は実質的に週32~35時間で、残業はありませんし、夏季休暇も1ヶ月取れます。またお店は土日はほとんどお休みですから、買い物は平日に済ませるのが基本です。


 ドイツの通勤時間は私が住んでいた実感では平均30分というところでしょうか。1時間を超えて通勤する人は聞いたことがありません。また始業時間は早くて7時というところも案外多く、午後3時には終業です。


 ドイツはヨーロッパの優等生ですから名目GDPで追い越されるというのは当然かもしれませんが、日本の働き蜂的労働環境を思うと本当に寂しいかぎりです。


2024年2月5日月曜日

戦争は無くせないのか

  今年も戦争のない平和な世界は実現しそうにありません。というより人類は戦争は無くせない宿命を背負っているのかもしれません。


 それならば先ずは母国が戦争に巻き込まれない、隣国を戦争に巻き込まないという地域平和に努めるのはどうでしょうか。


 日本人はアメリカが守ってくれると漠然と安心していますが、日本の防衛のためにアメリカの若い兵士が犠牲になっていい道理はありません。


 中国、北朝鮮、韓国、そしてロシアとの平和外交を専門的に推進する大臣をおいて常に対話と国交を維持する努力を始めたらいかがでしょうか。

 


 

2024年1月24日水曜日

松本人志事件主張の

  週刊文春がタレントの松本人志さんと不適切な関係があったと主張する女性の話を記事にして大騒ぎになっています。


 しかし、週刊文春は女性の話を掲載したけれども、不適切な関係の有無については直接は触れていないように思われてなりません。


 一方で松本人志さんは関係を強要したことはないという主張のようで、どうも不適切な関係までは否定はしていないように思われます。


 この主張のすれ違いを整理する発言が前面に出てこないのは不思議ですが、それ故にガチの戦いにならず、両者にとって痛み分けになるのかもしれません。

2024年1月13日土曜日

黒岩重吾の小説のモデル

  黒岩重吾の小説「さらば星座」の主人公になった友人とは正月にお茶を飲むのが恒例です。


 戦後の食糧難のなかでは孤児たちは食べ物の確保に明け暮れる毎日で、食料を運ぶリヤカーを襲うこともあったそうです。


 リヤカーを引く人を数人で襲って一斉に両手両足にかぶりついている間に他の仲間が積荷を奪い取る作戦だったそうです。


 友人は左手に噛み付ついて絶対に放さない役割で、襲撃の度に随分と殴られた後遺症から鼻血に悩まされたそうです。


 彼の仲間たちは「あんな生活は二度と嫌だ」というAグループと「楽しかった」と話すBグループにハッキリ分かれるそうです。


 Aグループの人たちの人生は恵まれず、Bグループの面々は活躍しているそうで、やはり+思考は人生を豊かにしてくれるようです。