島根県の衆院補欠選挙は自民党と立憲民主党との一騎討でしたが、自民党の完敗でした。
この選挙は白熱したものながら投票率は55%でしたから、首相が応援に出向いても半数近い有権者がそっぽを向いた感じです。
今回のように投票数の6割を確保して当選しても、実際には全有権者の1/3の支持を獲得したに過ぎません。
自民党が首相交代などで必死になって全有権者の1/3を占める岩盤支持層を総動員できれば勝負の行方はまったく分かりません。
自民党のバラマキ土着政治に吸い付く日本の村社会の変革は容易ではなく、それ故に近年の日本の後進国化は深刻です。