アメリカ軍はイランによるエルサレムへの攻撃ではミサイル迎撃に参加してイスラエル軍と不可分の共同戦線を張っていることを誇示しました。
アメリカやイスラエルがこれほどやりたい放題なのは石油輸出国となったアメリカはアラブ諸国に頭を下げる理由がなくなったからでしょう。
そのうえ赤字財政国に転落したサウジアラビアの国際影響力は大きく低下していて、これまでのようにアラブ諸国をまとめ上げる力はありません。
こうした状況下ではイスラエルの超保守派のネタニヤフ首相が異教徒を徹底的に叩きのめしたい誘惑に駆られるのも無理はないでしょう。
イスラエルはテロ分子と称して異教徒を殲滅する言わば宗教戦争を仕掛けており、アメリカ大統領選挙後には世界を揺るがすことになりかねません。