小室圭さんをシッタベンレイ
ノーと言って金満世界を変えよう
とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。 東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。 そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...
2018年1月31日水曜日
猫が急に4倍に増えた!?
秘密の餌場に行ったら、1匹しか生息していないはずなのに4匹も姿があってビックリ仰天です。
今まで気付かなかっのは不思議千万、引っ越しシーズンに入って新しい転入猫なのか。増えたとするとまた手術代が.....
2018年1月29日月曜日
心を打たれた告別式
ある告別式に参列したとき、家族がみな「お父さん、ありがとう。お父さん、ありがとう。」と言って父親の亡骸に最後の花を手向けていました。
私はそんな言葉をかけられる父親であったか自信がありませんが、幸せな家族の姿を見てもらい泣きしてしまいました。
ジェームズ三木さんと平和主義
一斉を風靡した作家・脚本家ジェームズ三木さんは1935年に満州で生まれたいわば戦中派です。
彼が憲法第九条に感銘して執筆したのが「憲法はまだか」です。実名を使って史実に忠実に構成されていて、憲法第九条の尊さが見事に表現された歴史小説です。
安倍政権になってから出番のないジェームズ三木さんの貴重な力作を是非とも一読してみてください。
2018年1月27日土曜日
黒田日銀総裁は降り逃げするのだろうか
黒田東彦日銀総裁の任期は4月8日なでです。未曾有の超金融緩和政策を断行して株式市場を強引につり上げ上げ、国債をたんまり買い込んで先の道筋を示さないまま退任するのでしょうか。
仮想通貨は原発と同じです
仮想通貨取引所コインチェックがハッキングにあって数百億円の被害を被ったようです。仮想通貨の取引はスパコンを駆使して行われますが、スパコンを動かすソフトウエアは人間しか作れませんから決して完璧ではありません。
また原発も最高水準の技術の粋の塊ですが、原発の安全基準を考えるのはやはり人間ですから経済効率とのせめぎ合いとなってしまうと事故は完全には防げません。今回のコインチェックの事件も経費節約のために顧客データをネットに接続し放しにするという非常識なシステムを使っていました。
コインチェックの事件は東電福島第一原発と同様に欲に駆られた人間の弱みが招いた悲劇でした。
2018年1月26日金曜日
アベノミクスもそろそろ岐路に立つ
最近は建築業界、銀行業界の事情通の話を聞いて、そろそろアベノミクスも終末段階に来たのかも知れないと思うようになりました。
低金利で不動産市場・株式市場は活況を呈していて、東証は最近の最高値を更新していますが、ヤラセ相場だという見方もあります。
このまま超低金利政策を続ければメジャーな都市銀行でさえ破綻しかねませんが、この経済状況では利上げに踏み切るわけにはいきません。
そろそろアベノミクスの負の側面が顕在化しそうな時期になってきましたが、最大の問題は次に打つ手がないところです。
2018年1月24日水曜日
アメリカファーストと中華思想と
トランプ氏が新大統領に就任して“アメリカ ファースト”とぶち上げると、中華思想には特別な嫌悪感を示す日本政府が両手を挙げて擦り寄っていきました。
幕末の黒船来航でにわかに欧米の近代兵器への関心が高まり、密貿易で潤う薩摩藩、長州藩が最新兵器を備えた軍事力を整えて、明治維新では主導的な役割を担いました。
日本人は民族的に優れているという誤ったナチス的観念論に酔って圧倒的な軍事力の差に目をつぶった結果、日本は負けて当たり前の太平洋戦争に突っ込んでいきました。
こうした歴史観に立ってみると、北朝鮮が独裁体制を維持するために核保有国を目指すのは方向的に間違っていませんが、トランプ政権で露骨なアメリカファーストとは絶対に相容れません。
朝鮮半島での軍事力優位が崩れる恐怖感にトランプ大統領が耐えられるのか、今やアメリカと合体した感のある日本の運命もそこにかかっていそうです。
2018年1月22日月曜日
猫が雪に埋まる!
今日は東京都心でも積雪がありそうで、山間部にある大学キャンパスではいつも23区の2倍くらいは積もります。
キャンパスの猫たちは大雪が直接の原因で死亡した例はこれまでありませんが、寒さで衰弱するため気を使うこの時期です。
2018年1月20日土曜日
技術革新 スイス1位、日本14位
世界の技術革新力ランキング(GII)では世界1位はスイスで、日本は14位です。スイスの主な産業は金融、精密機械、化学工業、畜産そして観光です。それぞれの分野では規模が小さいために目立ちませんが、その技術開発力は世界のトップを走っているのです。
日本とスイスの技術立国としての考え方の相違は時計を見ても明らかです。私が最近はまっているロレックスの時計の部品の保管は最低25年間は保証されているため、しっかり修理オーバーホールすればほとんどいつまでも新品同様の性能を保てます。そういう信頼感があるせいか先日もロレックスの古い時計が19億円で落札されました。
一方で日本の代表的なセイコーの時計は最高級のグランドセイコーでも部品は約10年間しか保管されず、古くなったものは補修不能でゴミとなり捨ててしまうしかありません。結局は時計だけではなくて大量生産、大量販売、大量消費の日本の経済の回し方は長続きしないのでしょう。
稀勢の里の復活はウエイトトレーニングしかない!
稀勢の里の復活は現状では難しいと言わざるを得ませんが、唯一の可能性は近代的ウエイトトレーニングを取り入れることでしょう。相撲界では相変わらず伝統的な稽古稽古の大合唱ですが、もはやそんな時代はとっくに終わっています。
白鵬時代を受け継ぐと思われる現在の三役世代はほとんどがアンコ型ですから投げ技よりも寄り切り主体の単調な攻めにならざるをえません。肥満体は大きな重いボールに細い手足をくっつけただけの歪な形状ですからバランスが悪く、手足の故障が多いのは当たり前です。
もっと均整の取れた身体にすれば体重は身体全体にバランスよく配分されて負傷は減らせるはずで、そのためには最新のウエイトトレーニングの手法を導入するしかありません。白鵬が土俵下に転げ落ちてもケガをしないのは身体のバランスがよくて体重が腹回りに集中していないからです。
平均年齢80歳超えのエッセイクラブ
趣味の集まりのひとつにエッセイクラブがあって月1回の定例会に時々出席します。世話人は87歳の男性ながら、パソコンを自在に使いこなして連絡や原稿集めそして月報の冊子作りに大活躍です。
俳句で何度も大新聞の賞をもらったり、川柳で全国的に名を馳せている強者も加わっているくらいですから、メンバーの作文能力の高さにはいつも驚嘆させられます。彼らの共通項は文章が上手いことはもちろんながら、自由奔放でウイットに富んだ内容の作品が持ち味なところです。
昨日は物忘れ外来に行った欠席メンバーから湿布薬をもらって無事に帰宅したと連絡があったそうで、ボケと湿布薬にどんな関係があるのか謎解きに話が弾みました。
2018年1月17日水曜日
ガチンコ勝負で大関・横綱がいなくなる!?
大相撲初場所は波乱の展開となっていますが、心配されていた材料が一気に表面化して年内に現役の横綱・大関陣が全員退場の憂き目にあう可能性があります。
先ずは稀勢の里は4日目で1勝3敗となり引退の影がちらつき始めました。照の富士との優勝決定戦に大ケガを押して出場したツケは大きく、往年の黄金の左は力強さが半分も戻っていません。当の照の富士も膝の大ケガを押して手負いの稀勢の里と戦ったツケは大きくて、やはり今場所は休場に追い込まれて再起は難しそうです。
万全かと思われた白鵬も相撲関係者などから横綱らしくないとの批判に屈して張り手を封印した結果、立会後に繰り出す次の一手に迷いがあって完全に相撲のリズムを崩しています。4日目ですでに2勝2敗となっていて、今場所は10勝5敗ラインさえ危ぶまれます。
大関豪栄道は久しぶりに絶好調の感じですが、これまでの流れからするとどこかに爆弾を抱えているはずでこの調子が1年間続くとは年齢的にも到底考えられません。大関高安も昇進後は集中力が途切れがちで、敬愛する稀勢の里が引退すれば精神的な支えを失って期待される活躍は望めません。
そんなわけで今場所で万全なのは鶴竜くらいですが、休場明けで休養十分ながらすでに年齢的に長く綱を張り続けることは難しいでしょう。そうなると年内に現役大関・横綱は全員退場ということになりかねません。ガチンコ勝負の徹底を訴えたい気持ちは分かりますが、大相撲はそれだけでは続きません。
日赤病院勤務医 残業200時間超は当たり前
日赤病院は労使間で残業上限200時間で合意したようです。過労死水準を大幅に上回るものですが、病院医療はそうでもしなければ成り立たないのが現実です。
開業医の場合は週休2日9〜5時でしかも軽症患者を中心に診ているだけで済ませることも可能です。しかし、日赤病院は日本の高度医療の中核病院ですから365日24時間常時スタッフを揃えていなければなりません。そんな過酷な労働環境にありながらも勤務医の収入は開業医の半分にもなりません。
風邪や高血圧の保険診療1回1万円を減らして病院医療にお金が回るようにすればいいことは分かっていてもそうはならないのは、政治献金に群がる政治家のせいと言えるかもしれません。
2018年1月15日月曜日
3人の親分に見られる共通性
戦争を体験していなければ平和の大切さは分からないとは必ずしも言えませんが、平和の重みを想像することはおそらくできないでしょう。
トランプ大統領はベトナム戦争世代ですが兵役はつとめておりません。もちろん安倍総理は太平洋戦争も戦後の混乱期も知りません。金正恩労働党委員長は朝鮮戦争さえ知りません。
彼ら3人に共通しているのは、恵まれた環境に育って社会の底辺層に思いを馳せる想像力が欠けていることでしょうか。
2018年1月13日土曜日
猫が寒さの中を待っていた...
今日は共通一次試験の日です。キャンパスは終日立ち入り禁止で猫のエサやりには行けません。やっと人影がなくなった夜7時に行くと、底冷えする寒空のもとでみんなが寄り添って待っていました。
大学でエサやりのボランティア組織ができると猫たちも快適に過ごせていいのですが、今のキャンパスの空気ではとてもそんな気概に満ちた人材は望めません。
ラグビーが変わる
今年の大学ラグビー選手権帝京大対明大は接戦となり、ラグビーファンは新時代の到来を予感していることでしょう。
新興帝京大は大学選手権8連覇の貫禄は伊達ではないことを見せつけました。一方で古豪明大も時代遅れの因習の改革がやっと実を結びつつあることを結果で示しました。
今日のラグビーでは走れない巨漢は用無しとなり、疲労を知らぬ持久力とスピードのある走力と鋭いボール回しという球技の基本に立ち返ったことは喜ばしいです。
バスは無人になる?
ある特定地域だけに限られるならば、自動運転バスが可能になりそうな気配です。現在の自動運転技術では交通標識を読み取ることは出来ませんから、一般道路での自動運転車の実用化は不可能です。
しかし、今日のGPSの進歩は目覚ましく、システムの測位誤差は30cm以下になってきておりますから、バス路線に合わせた位置と交通標識の情報をプログラムしてバスに搭載すれば、自動運転バスの運行は可能でしょう。
私が子どもの頃はバスに車掌さんが乗務することは当たり前のことでしたが、次第に運転手さんだけのワンマンバスが普及してきて、今日ではワンマンバスという用語さえ使われなくなりました。
モノレールでは無人運行が実現して久しいですが、路線バスの無人運行も東京オリンピックの頃までには一部の地域で実現しているかもしれません。
2018年1月11日木曜日
成人式狂騒曲
成人式の晴れ着のレンタル会社が夜逃げして成人式に’出席できなかった’新成人のために特別に成人式をやり直すと横浜市が言い出しました。でも彼女らは出席できなかったのではなくて’しなかった’だけです。
これではレンタル料数10万円が支払えなければ成人式に出席できないという論理にもなります。こんなお金を払えなかったり、払いたくない人たちの存在が完全に無視されている均一社会が、北朝鮮とは質的に違うとはいっても不気味です。
医者も廃業か
今日のがん検診においてはここ数年間のうちに革命的な変化が起こるはずです。
昔の医学ではミリ単位が当たり前でしたが、今日では百万分の一はおろか一兆分の一の単位までの測定技術が実用化されています。
スモッグといえば大気汚染物質を総称したものですが、今日ではPM2.5といって肺の深部まで侵入する1mの1/1,000,000の粒径の汚染物質しか対象にしません。
昔は正体不明の遺伝子が無数にあって謎でしたが、分析技術と遺伝子研究の進歩で多くが細胞増殖や分化に関係していることが分かってきました。
そこでガン細胞に特異的な物質や遺伝子を検知すれば極初期のガンでも発見可能となると、従来からの画像診断技術はガン検診では無用の長物となってしまいます。
今後数年間のうちにこうした革命的な革新が起こり、ガン検診分野では医師さえ廃業の憂き目に会いかねません。
2018年1月9日火曜日
原発とフェラーリ
日本では時速100kmしか出せないのに最高速が400kmも出るスーパーカーに乗って自己満足の世界に生きている人たちもいますが、彼らが例えばフェラーリを駆って一般道を突っ走っても他人に大きな迷惑を掛けるわけではありません。
東電福島第一原発事故以来、世界中で原発の安全基準が厳格化されて100万kw級の原発建設費は1兆円と言われるほどに高騰してしまいました。技術の粋を集めた原発とはいえ発電効率は35%が限界で10年以上の建設期間が必要ですから、1年で完成して発電効率70%そして価格は1/10といわれるコジェネ天然ガス発電にはとてもかないません。
先日は日立製作所がイギリスに原発輸出をするために政府が1.5兆円の債務保証をすることになりました。東芝が原発事業に突っ込み過ぎて解体されたところをみれば日立も明日は我が身ということになりかねませんから、政府の強い意向に沿うのだから保証しろという理屈でしょうから、もっともな話ではあります。
原発はいわばコンビニに通うフェラーリのようなものですが、原発コストのすべての負担は消費者に付け回すことができる巧みな仕組みになっているところが違います。自分だけ良ければ後は知らないという原発マネーの虜になった地元民、政治家、官僚、技術者に無責任がはびこる理由がここにあります。
2018年1月8日月曜日
人口減少社会の経済学 アベノミクスの破たんの可能性
高度経済成長期とは実質経済成長率が10%を超えた時期を言うようです。日本の経済がもっとも安定的に成長したのは1966~1970年のいざなぎ景気の時代で、ここでは5年間連続で実質成長率10%超を達成して物価上昇率も年平均で5%を超えていました。
戦後の実質経済成長率の推移を大まかに区分してみますと、第1期(1956~1972)平均9.1%、第2期(1974~1990)平均4.2%、第3期(1991~2016)平均1.0%となるようです。また経済成長率と物価上昇率には相関性がありそうで、経済成長率と物価上昇率は2:1くらいになるという経験則が成り立つと私は考えます。
戦後の人口動態を辿ってみると、1950年(15歳未満36%、65歳以上5%)、1970年(15未満24%、65以上7%)、1990年(15歳未満19%、65歳以上12%)と推移し、この間の40年間で子どもの比率は半分になり、高齢者は逆に2.4倍に増加しています。これを強引に数式化すると第1期成長率9.1%×1/2×1/2.4=1.9%になり、1990年以後の経済成長率の平均的最大値に奇妙にも符合します。
つまり現在の日本のデフレ状態はむしろ人口動態の影響抜きには語れないという仮説もなりたちそうです。アベノミクスが目標とする物価上昇率2%を達成するためには、経済成長率と物価上昇率の私の経験則からは実質経済成長率は4%にならなければなりませんが、現在の人口動態の状況では不可能な数字でしょう。
ちなみに昨年から超金融緩和政策から金融引き締めに転換したアメリカ(人口3.3億人)の人口構造は満15歳未満19.0%、満65歳以上15.6%で日本の1990年頃に似ております。但しアメリカでは人口も若年人口も着実に増加していますから、私なりの経験則を当てはめると経済成長率4%台を確保してもおかしくはありません。
こうしてみると日本は劇薬的な異次元金融緩和政策に終止符を打つこともデフレからの脱却ももはや不可能であり、アベノミクスは何らかのきっかけで壊滅的な破たんをするまで継続するしかないという推論もできます。安倍総理が年頭所見でデフレ脱却の時期を言えなかったと報道されていますが、言えないのは当然でしょう。
2018年1月6日土曜日
もはや都心に住居は買えなくなった
特に千代田区、港区、渋谷区などの新築マンションは軒並み坪単価600万円以上の時代となり、約20坪のファミリータイプは1億円超えが普通という時代になりました。
都心部の再開発ビルには行政の指導で居住用住宅を一定数建築しなければなりませんが、単価は同じですからサラリーマンには高値の花です。
それならば中古住宅を購入すればいいと考えますが、今では中古マンションでも坪単価300万円前後となりますから60㎡のファミリーマンションは6000万円です。
住宅ローンには35年返済もあるようですが、常識的に20年ローンとしますと年収800万円のサラリーマンには3500万円の物件が限度でしょうが、それでは40㎡のものしか買えません。
2018年1月5日金曜日
オリンピック貴族
スポーツ選手の芸能界への進出が活発です。テレビコマーシャルにも起用される選手も少なくなくて、中には超高級外車を乗り回す強者もいるようです。
スポーツ選手はメダリスト級であれば知名度は抜群ですし、特別な哲学や主義主張に癖がなくてコマーシャルを打つ企業にとっては手っ取り早い人材であるのは間違いありません。
東京五輪の女子体操個人総合金メダリスト ベラ チャフラフスカ選手は反政府運動に加わって半ば拘束状態にありながらも、次のメキシコ五輪に急遽出場を許されて逆境と練習不足をものともせずに再び金メダリストになりました。
今日のスポーツ選手を彼女と比較するのは酷かも知れませんが、恵まれた練習環境でロボットのように徹底訓練されて機械人間化しているのが気になります。
2018年1月3日水曜日
猫もくつろぐお正月
お正月とはいえ猫は腹を空かせますから餌やりに休みはありません。
但し大学のキャンパスは全くの無人ですから、お正月は猫たちにとっては最もくつろげる時期でもあります。
昨日も陽当りの良い場所でみんな日向ぼっこしておりましたが、私が現れてもピクリとも動かない猫がいました。
死んだのかと思って近寄ってみたら驚いていました。猫でも人の多い日頃のキャンパスでは神経を使っているのが微笑ましいです。
中国の発展と政府の明治回帰
現政権は明治時代への回帰を鮮明にしています。その理由は日本が中国に経済面ではすでに追い越されてしまい社会面でも追いつかれつつある現実に苦々しく思っている保守人が多いからでしょう。
一党独裁の中国では政府の意向によって強硬に政策を実行できますが、民主主義の日本では国民の権利は尊重されなければなりません。しかし、国会で過半数さえ確保すれば中国のように共産党的独裁も可能であるところが民主主義の怖さでもあります。
現政権が民主主義の絶対条件である三権分立の原則を軽視して国民の権利を無力化し、立憲制では憲法を改正して武力主義を鮮明にし、議会制では一党独裁を加速させているのは、中国への強い対抗心から民主主義の手順などには構ってはいられないという焦りからでしょうか。
民主主義を活かすも殺すも為政者の良心と知性にかかっているということに国民が気付くころにはすでに手遅れということにならないように祈る2018年元旦です。
2018年1月1日月曜日
欧米人のセックス
先日は西洋人だけの輪に交じって食事をしていたら、いつか結婚が話題になって、さらにセックスの話に広がっていきました。日本人にとってはセックスは秘め事で話題にすることさえ憚られますが、彼らには案外バリアーは低いようです。
子どもが同席している場所でオープンに屈託なく夫婦生活を話題にできる日本人家庭は、私の長い人生で1家族しか知りません。一方で私がヨーロッパに住んでいた頃の経験ではそんな家庭は稀なことではありませんでした。
ドイツでは気楽に真正のポルノ映画の鑑賞(?)に出掛ける若いカップルがいることを知って度肝を抜かれた記憶があります。日本ではエロ映画は男だけが隠れるようにして観に行くのが伝統であって、カップルでしかも堂々と行ける雰囲気はまったくありません。
日本人は美男美女と結婚するのが理想のようですが、欧米はセックスにおける相性もかなり重要なように思われてなりません。ですから自分は三日三晩セックスに熱中して即結婚を決めたという話が出て、なるほどセックスレスが増加中の日本人にはないねちっこさだと納得した次第です。どうも日本人と欧米人の夫婦関係というのはまったく別物のようです。
登録:
投稿 (Atom)