小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2017年10月22日日曜日

自公の完全勝利の意味 日本国民は第二次朝鮮戦争も容認

 安倍総理は9月の国連訪問時にトランプ大統領と会談して北朝鮮への武力攻撃の可能性を容認するかどうかについて言質を取られたはずです。そこで総理はまだ一分は迷っていた総選挙に打って出ることに腹を決めたのでしょう。もし、そこでトランプ大統領に武力攻撃についてイエス・ノーを迫られていなければ総選挙はなかったかもしれません。


 対北朝鮮武力攻撃も選択肢の一つとする総理が選挙運動中に繰り返して‘日本を守る’と言い続けたのは、恐らくは安倍総理なりの詭弁に満ちた日本国民への警告だったのです。先回と同様に国会の委員会を独占できる自公の完全勝利で、日本国民は自国にもっとも被害の大きい第二次朝鮮戦争にさえもイエスと言って容認したとトランプ大統領は解釈するはずです。


 アメリカのアーミテージ元国務副長官は集団的自衛権行使を可能にした安保法制の実現で憲法改正は必要なくなったと本音を漏らしたようです。アメリカは日本の自衛隊を世界の戦争地域に引っ張り出せるようになったと考えているようですが、総理の野望はさらに念には念を入れて自衛隊を軍隊として第9条に明文化し、専守防衛のタガを外してしまうことでしょう。


 北朝鮮と戦争状態にある韓国に今や北朝鮮への武力攻撃を容認する日本が加わり、これからのアメリカ主導による軍拡競争への新局面を迎えてトランプ大統領の訪日となります。メディアが大義なき解散と煙幕を張ったために、今回の総選挙の本当の意味を私たちは理解し得なかったのでしょうか。