小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2017年2月22日水曜日

アメリカの白人層の被差別感

 トランプ大統領の登場で差別発言を恥としない現実主義の台頭で波立っているアメリカでは、差別されていると感じる白人層の割合は30~40%もいるという報告があるそうです。


 被差別感に憤る白人層の多くは実際に不利な処遇に大変に苦しんでいるというよりは、むしろ有色人種層が一部で優遇されていることが心情的に許せないというのが本音ではないでしょうか。


 米国ではマイノリティ層への救済制度が各方面にあって、例えば大学の入学定員の一部を優秀な貧困層出身者に分け与えて優遇することがあります。一方で富裕層の出身者は大口の寄付で影響力を持つこともあるそうです。


 こうしてみると米国の中間層の白人には優遇制度が用意されておらず、白人の不満がマイノリティ層に向きやすいという歴史的風土があり、そこを最大限に利用したのがトランプ大統領と言えるかもしれません。