小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2016年12月12日月曜日

猫のドライフードオンリーの食餌は危険?

 キャンパスにいた16匹の猫たちも私が世話を始めてから8年が経過してとうとう4匹になりました。これまでに亡くなった12匹の猫の死因は獣医さんの診断などでは慢性腎臓病が主でした。


 魚缶は水分が80%以上あり、ドライフードは10%以下です。体重3.5㎏の成猫が仮に適量の魚缶1個170gを食べると乾燥重量換算で35gとなり、そのほとんどがタンパク質です。ドライフードの場合には適量80gは乾燥重量換算で70gとなり、そのうちタンパク質が20gで脂質が8g、残りの40gのほとんどは猫が消化の苦手な炭水化物と考えられます。


 犬は炭水化物も消化できますからご飯に煮干入りのみそ汁をかけた食事でも生きていけますし、カラスも雑食ですからご飯を分けてやると喜んで食べます。ところが猫は肉食動物で主な栄養源はタンパク質で炭水化物はほとんど利用できませんからご飯は食べません。猫はそのことを本能的に分かっていて魚缶を食べる習慣がつくとドライフードには見向きもしなくなります。


 私の猫の12匹の死因の多くが腎臓病であったという事実を振り返ってみると、私の野良猫は新鮮な水を飲む習慣のないことと相まってドライフードオンリーであったことに問題であったようです。特にドライフードだけを常食する猫は大量の水を飲まなければなりませんが、猫は水を飲みたがりません。腎臓病と餌のリンの高含有率の関係も指摘されます。


 とにかく猫は魚缶2/3、ドライフード1/3での食餌が望ましいと考えています。炭水化物の多いドライフードオンリーの飼育はできるかぎり避けたいものです。