小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2016年12月30日金曜日

怖い話

 安倍晋三首相が真珠湾を慰霊訪問して日米和解の哀悼演説をしましたが、そこには謝罪の気持ちは直接的な言葉では表明されませんでした。

 

 日本が米国に無謀極まりない戦争を仕掛けた直接のきっかけは米国が日本への石油輸出を禁止したことだと言われます。しかし、この禁輸措置は日本が中国を侵略していなければ取られなかったはずですから、理屈からすれば日米開戦の正当な理由にはなりません。

 

 また真珠湾奇襲攻撃は、まったく勝ち目のない戦争であるが故に、国民に勝利の疑似体験をさせて誇大妄想状態に誘い込む奇策とも受け取れます。つまり真珠湾攻撃は奇襲で米国を欺いたのみならず、日本国民をも欺いたとも解釈できます。

 

 真珠湾奇襲攻撃が米国民の犠牲を利用した日本国民向けの一種の陽動作戦だったとすると、謝罪の言葉のない慰霊訪問も余計に空しいものに思われてきます。

2016年12月29日木曜日

子育てと学力

 子どもの将来を考えると親が気になるのは学力です。今日では学力は'生きる力'と表現されますが、これはグローバルな環境のもとでは知識偏重の学力観に大きな反省があるからです。


 生きる力は、第一の学力(知識・技能)、第二の学力(文章理解力、論述力、討論力、批判的思考力、問題追求力、創造力)、第三の学力(自発的学習意欲、知識好奇心、計画力、集中力、持続力、共感力、コミュニケーション力)を総合したものを意味しており、こうした総合的学力は近代から続く座学一点張りの詰め込み式教育では育てることはできません。そのためにグループ学習や総合学習の手法を積極的に授業に取り入れて大きな成果を挙げている学校もあります。


 残念ながら、私たちは‘学び’を相変わらず頭の中に知識を詰め込むことと考えていますが、今日では学びとは頭の外で起きる人や物との関係性の変化としてとらえられ、これは他者や世界との出会いの中で古い自己を変革して新しい自己に変わりながらアイデンティティを形成していくことを意味しています。世界の学力観が大きく変化しているのに私たちの頭は近代のままでは子どもたちが可哀想です。

トラトラトラ 真珠湾奇襲攻撃失敗セリ

 安倍晋三首相がハワイ真珠湾を慰霊訪問しました。ところで真珠湾奇襲攻撃では日本は甚大な痛撃を米国に与えることはできなかったことはあまり知られていません。

 

 1941年12月8日早朝7時55分の日曜礼拝の直前に敢行された奇襲攻撃で撃沈された艦船は主に戦艦4隻だけでした。肝心要の空母は1隻も停泊しておらず、石油基地や造船工場なども無傷のままでした。攻撃されて傾いた戦艦アリゾナの報道写真は甚大な被害を想像させ、日本人の高揚感と米国人の憎しみを増幅するには打ってつけのものでした。

 

 真珠湾奇襲攻撃では米国人2400余人が犠牲になり、日本兵60余人も帰還できませんでした。無謀極まりない攻撃による犠牲者の冥福を心からお祈りします。

2016年12月27日火曜日

あなたは骨董市派?インターネットオークション派?

 今年は関東首都圏で開催される骨董市に時間が許す限りでかけ、興味ある展示品は手に取って眺め、気になることはとことん質問して回りました。骨董市では実物を直接触れて確認できるという利点はありますが、どこに行っても骨董商の出店メンバーはいつもほとんど同じで並ぶ商品の回転も芳しくありません。


  一方でインターネットオークションは出品数やそのバラエティーの多さ、そして品物の回転の速さは驚異的で、次々に新しい商品が出品されて毎日見ていても飽きることはありません。また品物の人気度や市場価値については入札数や落札値で見当がつきますから、自分の予算でどの程度の品物を購入できるのか知ることもできます。


 ネットオークションでは無数の商品情報を瞬時に入手して比較検討できるのですから、例えば骨董品流通の仕組みも根幹から変えてしまいました。とにかくネットオークションでは鑑識力を養えば骨董市価格の1/3~1/10の値段でお宝を購入できるのが最大の魅力です。

2016年12月23日金曜日

なんでも鑑定団 世紀の大発見か

 テレビ東京の人気番組「なんでも鑑定団」(12月20日放映)で世界で4つ目の建窯の曜変天目茶碗が確認されたということで大きな話題になっています。


 ネット上では様々な意見が交錯していて混乱に終止符が打たれる様子はありません。その最大の理由は曜変天目茶碗の完璧な再現技術が今日でも謎に包まれたままであるからです。


 国宝の3品は油滴天目茶碗になるはずのものが、窯や土や釉などが微妙に絡まった特殊な環境のもとで窯変を起こしてあの美しい虹彩模様が出現したとされていますが、これも単なる仮説に過ぎません。


 なんでも鑑定団が確認したとされる曜変天目茶碗については、この仮説に基づく油滴系の曜変現象という土俵の上で議論してよいものなのかさえ分からないのが現状です。


 どちらにしても曜変天目茶碗の唯一の真実は、作者が着色して描き出した虹彩模様であってはならないということだけです。つまり曜変天目茶碗は油滴系という固定観念を捨てれば、稲葉天目のような星形の模様は絶対条件ではなくなり、鑑定団タイプの曜変天目もありだということになりそうです。

2016年12月22日木曜日

ASKAさんの覚せい剤騒動

 ASKAさんが覚せい剤使用容疑で逮捕されるも結局は不起訴処分となりました。自宅で任意採取された液体からは覚せい剤成分が確認されていました。


 取り調べで本人が提出したのは尿ではなくてお茶だったと証言し、本人確認が取れないということで不起訴処分になったのです。ただしASKAさん提出の液体からは覚せい剤成分が検出されたことについては誰も異論はないそうです。


 お茶に混入した覚醒剤と尿中に検出される覚醒剤成分とではまったく化学構造は違います。採取された液体が微量すぎてASKAさんの尿であることを確認できないという理由で手打ちになるとは不思議な話です。


 ASKAさんの潔白証明と警察の名誉のためにも、警察は液体の分析データを分かりやすく説明すべきでしょう。

2016年12月21日水曜日

ケアリングという考え方を是非とも理解しよう

 看護学や教育学の分野にはケアリングという重要な概念があります。ケアリングには様々な態様がありますが、どちらにしてもケアを提供する人、ケアを受ける人、ケアリング関係という構造に変わりはありません。


 一番身近なものが"自然なケアリング"です。例えば育児中のお母さんは赤ちゃんが泣き出すと義務感とか責任感とは無関係に自然に“気になり”、抱っこしたり、おっぱいをあげたり、オムツを換えたりしてケアを提供します。このケアとは他者への関心に基づく形成的行為といえ、一般化や均一化が可能でロボットでも提供できます。


 さてケアリングとは、上記の具体例で言えばお母さんがおっぱいをあげたりする過程を取り出していう言葉で、これは非常に個別的で強く状況に依存していて、再現不可能だという考え方をします。今日の社会の大きな問題点は、“気になる”という他者の関心事への完全なる受動性からなされるケアリングまでがロボット的なものになっているところにあります。


 今日では最大利益のための最大効率が追及されてもはや個と個の心の連携に意味を置くケアリングの概念はありません。その結果あらゆるサービスの提供がマニュアル通りの無機質な対応となり、何でもロボットにさせて済ませようという極論になってしまうのです。

2016年12月18日日曜日

猫の口内炎 動物病院の治療法は間違いです!

 先日の東京新聞に猫の口内炎について特集が組まれていました。専門医はインターフェロン、抗生物質、ステロイドを処方して治療するが再発は避けられないと解説していました。


 これらの高価な医薬品は対症療法の効果しか期待できませんから必ず再発します。またその重大な副作用は体力の低下している猫には致命的なダメージを与えることもあります。


 私が推奨するのは、水滴が滴らない程度に絞った脱脂綿にイソジンうがい液を数滴たらして、猫の口腔内を拭いてやる方法です。朝晩2回ずつ2-3日続ければ完治しますし、再発もほとんどありません。

ペットフード×動物病院×ペットショップ=悪の循環

 飼い猫の寿命が13~16歳と大幅に延びた主な要因は、室内飼いによる感染症のリスク低下と冬の寒さにさらされなくなったことでしょう。


 野良猫の寿命はほとんど改善されず6~8年です。その理由は野良猫は感染症にかかって下痢や高熱を発すると直ぐに死んでしまいますし、冬の寒さもこたえるからです。


 感染症と寒冷の要因を除外すれば、室内飼いの家猫と例えば私のキャンパス猫はペットフード飼育でまったく同じ生活条件です。その両方の主な死因が慢性腎臓病なのはペットフードに問題があるからです。


 ペットフード>腎臓病>動物病院>死>ペットショップという悪の循環でペット産業が潤っているというのが現実のようです。



 

2016年12月15日木曜日

大切な触れ合い

 私のブログのマスコットの黒猫ディーンが11月10日の夜に天国に召されました。満8歳でした。


 キャンパスにいた16匹のうちで私と触れ合いらしきものがあったのはこのディーンだけでした。他の猫たちは食事を終えた後は知らんぷりで、まったく“お付き合い”はできませんでした。


 ディーンは食後には必ず抱っこしろとせがみ、私の右腕に顎を乗せてうたた寝するのが日課でした。どういう巡り合わせでこうなのか、ディーンに何度か聞いてみたこともありましたが、猫が答えてくれるわけはありません。


 残った4匹の猫たちとは触れ合いはまったくありません。それでも腹を空かせて待っているだろうと思うとキャンパスに足が向いてしまいますが、寂しいことにディーンがいた頃の幸せ感はありません。


 

2016年12月13日火曜日

笑い話 オリンピック選手の父親

「カジノ解禁反対!」

「これはわれわれのタイハイだ!」

「お父さん、あの人たち何言ってるの?」

「自民党に大負けしたって言ってるんだよ。」

2016年12月12日月曜日

猫のドライフードオンリーの食餌は危険?

 キャンパスにいた16匹の猫たちも私が世話を始めてから8年が経過してとうとう4匹になりました。これまでに亡くなった12匹の猫の死因は獣医さんの診断などでは慢性腎臓病が主でした。


 魚缶は水分が80%以上あり、ドライフードは10%以下です。体重3.5㎏の成猫が仮に適量の魚缶1個170gを食べると乾燥重量換算で35gとなり、そのほとんどがタンパク質です。ドライフードの場合には適量80gは乾燥重量換算で70gとなり、そのうちタンパク質が20gで脂質が8g、残りの40gのほとんどは猫が消化の苦手な炭水化物と考えられます。


 犬は炭水化物も消化できますからご飯に煮干入りのみそ汁をかけた食事でも生きていけますし、カラスも雑食ですからご飯を分けてやると喜んで食べます。ところが猫は肉食動物で主な栄養源はタンパク質で炭水化物はほとんど利用できませんからご飯は食べません。猫はそのことを本能的に分かっていて魚缶を食べる習慣がつくとドライフードには見向きもしなくなります。


 私の猫の12匹の死因の多くが腎臓病であったという事実を振り返ってみると、私の野良猫は新鮮な水を飲む習慣のないことと相まってドライフードオンリーであったことに問題であったようです。特にドライフードだけを常食する猫は大量の水を飲まなければなりませんが、猫は水を飲みたがりません。腎臓病と餌のリンの高含有率の関係も指摘されます。


 とにかく猫は魚缶2/3、ドライフード1/3での食餌が望ましいと考えています。炭水化物の多いドライフードオンリーの飼育はできるかぎり避けたいものです。

2016年12月11日日曜日

犬が盗まれた!

 スーパーで買い物をする間に外に繋いでいた小型犬を盗まれたという人がいました。


 知り合いなどに聞いてみると意外にも同種の盗難事件があるようで驚きました。成犬を盗むというのは愛玩用として売買するためとは思われません。恐らく繁殖用に利用されるのでしょう。


 政治家をはじめお金のためなら手段を選ばない人が増えている世相は恐ろしいです。

2016年12月9日金曜日

お金のある悩み、ない悩み

 私の住む町は都心からさほど遠くないために新興住宅地が広がり、バブル崩壊後でもしばらくは土地の坪単価は100万円を超えておりました。


 地主には家賃収入がウン千万円/月の家も珍しくなくて、使いきれなくてハワイに住んでいる人たちもいます。また彼らは都心で不動産を購入したり、社会福祉法人を設立したりと節税意識も半端ではありません。


 そうした地主たちは自民党議員が一挙に束ねていて、選挙時になるとあちこちで寄り合いが持たれて票固めが行われます。彼らには🉐情報や利益誘導してくれる自民党は欠かせないようです。


 大地主の主人が亡くなると必ず勃発するのが遺産の相続争いです。先日も大地主の未亡人が寝込んでしまいましたが、話を聞いてみると無い者の悩みとは桁が三つほど違ってビックリコンでした。

2016年12月8日木曜日

マリファナとアルコール どっちが危険?

 千葉大学医学部生が女性と飲酒していて酔った勢いでやってしまったと言って集団暴行を認めているそうです。男女が一堂に会してアルコールを飲んでいて案外あるのが強姦トラブルです。


 日本はアルコール文化圏にあってアルコールには寛大な社会です。しかし、アルコールはドラッグのなかでも最上級に位置する危険極まりない薬物です。今回の強姦事件のように簡単に人間を凶悪行為に走らせ、コップ酒一杯で運転禁止なのですから、私たちのアルコール認識は甘過ぎる上に合理的でもありません。


 一方でマリファナについては酩酊状態で車を運転して事故を起こしたなどというのはありますが、強姦や殺人などという凶行に走ったという話を私は聞いたことがありません。ドラッグとしてはマリファナはアルコールよりもかなり下位に位置します。


 TIME(2016,11/28~12/5,P43)にカリフォルニア州で不眠や頭痛に効能のあるペン型噴霧器に入った加工マリファナオイルが発売されると報道されています。日本でもマリファナは禁止薬物ではなくて医薬品として利用されて何ら問題のなかった時代もありました。


 アメリカやオランダのようにマリファナに寛大な社会があるのは、アルコールやコカインなどの深刻な汚染に悩まされていてマリファナくらいは許そうということでしょう。そういう意味では危険なアルコールを寛大に扱い、マリファナを敵視する環境にある日本はまだまだ平和です。

都議会のイジメと学校のいじめ

 都議会で自民党都議が都知事に対して28項目に及ぶ質問を予告なしでしたそうです。答弁に立った都知事が言葉に窮したり、質問の順序を間違えたり、答え忘れる度に意地悪なヤジが飛び交ったようです。


 自民党の既得権益に挑戦する都知事への腹いせとも受け取れる自民党都議のやり方は陰湿なイジメそのものでした。


 学校のイジメ問題に真摯に取り組むべき都議たちが都知事を困らせてさらし者して悦に入っている姿はとても子どもたちには見せられません。

2016年12月7日水曜日

アメリカ人の肥満と肉の肥育ホルモン

 アメリカは超肥満人口の増加に悩まされています。ニューヨーク市が肥満対策に特大サイズの砂糖入り炭酸飲料を禁止しようとして裁判沙汰になっております。


 私はアメリカ人の肥満は肉の多食がひとつの要因だと考えています。アメリカでは大きな草履大のステーキをレアで食べますから、肉に残留する肥育ホルモンの摂取量はバカにならないような気がします。

野良猫は処分しろですか?

 TBSの朝番組「ピピット」で山梨県庁周辺に住み着いて増えた野良猫への餌やり批判をやっていました。

 記者が現場に張り付いて、餌やりに来る人たちに向かって、どうして餌をやるのかとか、周囲の迷惑を承知しているのかとか、厳しい言葉を浴びせて突撃取材していました。


 出演者たちは、餌やりを処罰しろとか、猫を処分しないで放置するのは行政の怠慢だとか、餌をやっている人は猫が可哀想というより単にコミュニケーションを求めているだけだとか、いわば野良猫=厄介者=殺せという主張で野良猫問題を見ていました。


 しかし野良猫=捨て猫ですから、元を正せば捨てた人が悪いわけで殺処分をされる猫には一分の責任もありません。飼い主に捨てられて厄介者となった猫は殺せというのは人間の身勝手でしかありません。寂しい世の中です。

銀座四丁目交差点で⚪⚪ション!?

 私が学生時代には路上で立ちションをしたり、所構わずにペッペと痰を吐いたり、飲み過ぎてゲロしたりなどは普通の光景でしたが、今日ではすっかり見られなくなりました。


 トイレの落書きもなくなりました。トイレ内では人目にはつきませんから、恥ずかしいわけではありません。私たちはデモもしなくなりましたから、どうも現代は自己主張はダサイという自己表現の時代なのでしょう。


 それにしても近頃の与党国会議員の傍若無人ぶりは銀座4丁目交差点で立ちションする人よりひどい感じがします。国民は人目を気にして品がよくなったのに、権力の座にある政治家は逆に下品で偏狭な自己主張者になったというのは皮肉です。

2016年12月3日土曜日

新しい裏社会の誕生 カジノ・売春・ドラッグの複合汚染

 自民党と日本維新の会の賛成と公明党の後押しでカジノ法案が衆院内閣委員会を通過して、年内にも成立しそうな気配です。横浜、大阪、沖縄で5兆円の経済効果などといういい加減な情報も流布されていますが、カジノは世界的には過当競争時代にありますから、後発組には未来はなさそうです。


 カジノ産業は必ず新しい裏社会を誕生させます。その代表が売春ビジネスで、日本では細々と営まれている売春が巨大シンジケートに取り込まれて、結局は賭博・売春・ドラッグとの深刻な複合汚染をもたらすでしょう。

 

 マスコミの街頭取材に応じた市民は経済効果につられてか賛成の人たちも多かったですし、自分たちも是非行ってみたいというノー天気な女性グループもいました。カジノに女性だけで入ったら売春目的と間違えられて声を掛けられます。カジノはパチンコではありません!


 ラスベガスでも最大の頭痛の種だった売春の取り締まりが強化されましたが、どっこい形を変えただけでしぶとく生き続けています。カジノによる複合汚染は放射能汚染と同じでいったん起きてしまうと根絶は不可能です。

2016年12月1日木曜日

日光東照宮 甚五郎のネコ

 日光東照宮には欠かせない甚五郎の有名な‘眠りネコ’がお化粧直しをして閉じていた目を少し開けたそうです。正体不詳の甚五郎は左甚五郎とも呼ばれて左利きだったそうです。江戸時代に左利きではきっとひどい差別や偏見を受けたでしょうが、眠りネコの表情からはそんな印象は微塵も受けません。甚五郎さん、あなたはよほど猫が好きだったのでしょうね。

愛子様とネコ

 満15歳の誕生日に発表された愛子様の写真にネコが一緒に写っています。周りの人たちがみんな気を使い過ぎる環境にあって子どもらしい自由な空間がもてない愛子様を猫らしい自由奔放さを失わずに寄り添ってあげてください。

横浜元町のパン屋さん

 昔のようなにぎわいはなくなりましたが、横浜で伝統ある数々の有名店が軒を連ねているのが元町通りです。パン屋さんではウチキパンとポンパドールがあります。ウチキパンは明治時代から続く老舗店で、ポンパドールは数多くのチェーン店を展開する有名店です。


 どちらの店もフランスの伝統を売りにしていますから、店の特徴を知るにはフランスパン(正式にはバゲット)を試してみるのがいちばんです。バブル以前は両者のフランスパンの間に大きな違いはありませんでしたが、最近はまったく違ったものになっています。それが焼き加減です。


 ウチキパンはいわゆる伝統的な小麦色の程よい感じで、一日置いてもトースターで温め直せば食べられます。ポンパドールの方は私にはちょっと焼き過ぎの紅茶色で翌日はガリガリになりますから、親切に保存用のビニール袋を付けてくれます。


 パリのフランスパンと決定的に違うのは両者とも内部の白い部分にもちもち感がないことです。これは高価なフランス産小麦を使わないと克服できない難題のようで、その意味では横浜の老舗別館馬車道十番館が最高の風合いを出していましたが、残念ながら閉店してしまいました。