小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2017年3月30日木曜日

日本の核武装

 日本はトランプ政権に気兼ねしてか、岸田外相が表明していた出席意志を翻意して国連の核兵器廃止条約交渉会議には欠席することになりました。日本政府は核の魅力に屈したともいえそうです。


 トランプ政権はこれまでの比較的柔軟な北朝鮮政策に見切りをつけて、武力行使も辞さないという強硬路線を進もうとしています。お蔭で防衛省は適地を先制攻撃できる巡航ミサイルが欲しいなどと急に本音を言い出す始末で、従来からくすぶり続けている日本の核武装、あるいはアメリカの核持ち込みが現実味を帯びてきました。


 北朝鮮が高度なミサイル防衛網を持たずに実験段階に過ぎない初歩的な核戦力でアメリカに立ち向かえば、北朝鮮の国土は一瞬のうちに灰と化します。北朝鮮がアメリカに圧力をかけるには非核国の韓国や日本に派手に核実験を見せつけて国威を偽装するしかありません。そんなことは分かりきっている中国は従来からのソフト路線を変えようとはしていません。


 北朝鮮が抜いた刀を振り回しているのをいいことに日米の軍備強化がこれ以上進んでいけば、戦争が仕掛けられる可能性が増します。そうなれば朝鮮半島は焦土と化して東アジア地域は大混乱に陥ると同時に、世界における日中の経済的優位性は完全に失われてしまうでしょう。