小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2017年9月20日水曜日

安倍内閣のカンニング

 日銀は国債や不動産や株を自分の手元にある資金で大量に買い込んで好況を演出(実現ではない)しています。これは自分で問題を解かずに手っ取り早く友だちの解答を失敬するカンニングと同じです。


 大恐慌に繋がりかねない金融危機を防ぐには最後の手段として許されるとしても、これは短期間で手仕舞するのが鉄則です。実際にアメリカは景気浮揚が確認されると金融引き締めに動きだし、EUも先ごろ引き締め宣言しました。ところが日本は目標としたインフレ率2%が達成できず、当初の2年間限りの目標が4年になり、6年になり、今ではいつになるか分からないと日銀総裁がほのめかす事態になっています。


 日銀の超低金利政策は飢えたタコが自分の脚を食べてカラ元気を出しているようなもので、解決は破綻しかないという戦前と同じ道を辿る可能性もあります。もちろん戦前と前後では日本の産業構造はまったく違いますから、急激に国債が暴落して大きく円安に動くということは考えにくいのですが、日本経済の脆弱性は危険水域に入っているように思われてなりません。