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2017年1月9日月曜日

銀化ガラスを鑑賞しよう

 銀化ガラスとはガラス成分のカリウムやカルシウムが地下水の作用で溶け出す過程でガラス表面に薄膜を形成し、光がその薄膜層に乱反射して様々な色彩に輝いて見えるものです。


 主に中東地域で発掘される1000年以上前のガラス容器類が銀化ガラスの鑑賞対象になっていますが、これらが本格的に日本で知られるようになったのはまだ戦後のことです。


 銀化ガラスの好みも欧米人と日本人ではまったく異なり、日本人は発掘されたままの荒々しい姿を珍重しますが、欧米人は表面の銀化層をガリガリと取り払ってツルツルにしてから鑑賞します。


 ガレやドームなどに代表されるアールヌーボー時代のガラス製品は日本でも非常に有名ですが、その源流である中東の銀化ガラス類を知って鑑賞するとまた違った趣を感じるものです。