小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2017年1月16日月曜日

日米の差異 スポーツ選手や芸能人の場合

 日本ではスポーツ選手や芸能人は現役中は一切政治的発言をしません。そんな正体不明な彼らが政治家に転身するのは奇妙なことです。言ってみれば、彼らは自らの主義主張をもって社会に恩返しするのではなくて、人気を利用した再就職先が政界であったというだけのようです。一方でアメリカの場合には自分の意見をしっかりと表明する選手は稀ではありません。


 アメリカの最大最高のスポーツの祭典といえば、オリンピックでもサッカーワールドカップでもなくて、アメリカンフットボールの最強チームを決めるスーパーボールです。昨年は国家斉唱の場で人種差別に抗議して起立しなかった選手がひとりいました。今年の2月5日の頂上決戦でも、トランプ次期大統領の発言に抗議するために起立しない選手が出るかもしれません。


 日本は芸能界もスポーツ界と同じで社会的発言をする人は皆無ですし、政界への転身先は自民党と決まっています。一方でアメリカでは先ごろのゴールデングローブ賞授賞式で驚くべき出来事がありました。トランプ次期大統領の差別的発言に抗議して、「権力者が自分の立場を利用して他の人々を蔑視すれば、我々は全員敗者となる」と語って痛烈に批判しました。


 日本のスポーツ選手や芸能人が権力の傀儡的存在から脱皮するには何が必要なのか考えるこの頃です。