小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2017年1月30日月曜日

正倉院宝物の怪

 ガラスの歴史の本を読んでいて、東大寺正倉院の宝庫に納められている宝物には記録に残されないままなくなったり加えられたりしているものもあることを知りました。


 例えば江戸時代まで目録記載されていた宝剣類56口(55口説も)の数が明治5年以降に49口に減少しているようですが、これについては刀剣愛好家伊藤博文が借り出して一部を返却しなかったからという説もあるそうです。


 またガラス器では西暦754年の東大寺大仏開眼供養会奉納との記録もある白琉璃高杯(はくるりのたかつき)は、実際には鎌倉時代に奉納されたもののようで、その後にガラス器は24個に増えましたが、天保4年からは6個に減って今日にいたっています。


 これらのガラス器は世界の貴重な文化遺産であることは間違いないようですが、実際にはどのような経路を経て日本にたどり着いたのか考えると楽しいものです。

2017年1月28日土曜日

下肢静脈瘤が改善した!

 私の知り合いは下肢静脈瘤で両脚がいたるところでクモの巣状に腫れ上がって悩んでいました。下肢の締め付けストッキングがいいと聞いて購入してみたものの、余りにも締め付けが強くて耐えられませんでした。


 ところがある日100円ショップで下肢静脈瘤用ストッキングを発見して試してみたら締め付けが強すぎず、毎日着用しても苦痛はありませんでした。そして3ヶ月後にはクモの巣状のモコモコはかなり改善していました。


 下肢静脈瘤の症状が出始めたら適度な強さの締め付けストッキングを常用すれば、悪化させずにすみそうです。早期発見早期治療が大原則でしょう。

2017年1月26日木曜日

新悪の枢軸国 日本、中国、メキシコ

 トランプ新大統領の強硬姿勢は日中叩きに集中してきた感じですが、そこにメキシコが加わって新悪の枢軸国という言葉が飛び交っています。


 中国が世界の経済的覇権を握る時代がそこまで来ていますが、そうした時代の雛勢に嫌悪と恐怖を感じているアメリカ人は少なからずいるのも現実です。


 こうした人々の代弁者として登場した感のあるトランプ新大統領と、日本は賢くお付き合いせねばなりませんが、今の政権ではお付き合いさせられそうで心配です。

タコを柔らかくして食べる方法

 タコはコリコリしていて噛めば噛むほどジワッと味が出てくる食感が特徴ですが、歳を取って歯が弱ってくると敬遠しがちです。


 ヨーロッパでもスペインやポルトガルではタコは日常的な食材ですが、生のタコを海岸の岩の上などに何度も叩きつけて固い繊維を切断してから料理に供します。


 私たちもタコはまな板の上に置いて包丁で叩いてから料理すれば、年寄りでもとても柔らかく美味しくいただけます。

2017年1月24日火曜日

理想を語れる政治家であって欲しい

 トランプ新大統領の就任式の演説は、市民にもっとも身近な日常生活圏の利害関係に特化した内容になり、人類の理想どころか今日のグローバリゼーションをも拒否するものでした。


 ある社会経済学者はグローバリゼーションと国家主権と民主主義は共存でないと主張しますが、そうした人知の限界を克服するために理想を掲げて努力できる人間が国家のリーダーであって欲しいと思います。

2017年1月22日日曜日

川柳 アメリカ新大統領

 人類の 歴史に抗う トランプぞ

マドンナ×トランプ

 私はマドンナが大好きです。幼少時からお父さんにことごとく反発して生きてきた彼女は、和解の証に自分のコンサートに父親を招待したというのを知って注目するようになりました。


 お父さんをやっと受け入れることができたマドンナが人生観を歌い上げたのが「アメリカンライフ」です。新政権に反抗して愛の革命をと叫ぶマドンナのこの曲を、トランプ新大統領は死んでも受け入れないでしょう。

もっと平日を有効利用しよう

 週末の都心はショッピングや出合いの人たちで溢れかえります。余裕を持って出掛けられるのは週末しかチャンスがないのが日本の現実だからでしょう。


 私はヨーロッパで様々な職業の家族と一緒に生活したことがありますが、週末にショッピングに誘われた記憶は一度もありません。これは土日にはお店は閉まっていますから、当然といえば当然です。


 彼らの週末は朝は家族でのんびり過ごし、午後は親しい人たちを招待したり訪ねたりするなど人との日常的交流があり、そこでは家庭料理が大切にされています。そのためか欧米の台所は貧富とは無関係に清潔でオープンな場所です。


 日本でも買い物は平日に済ませて週末は家族でゆったり過ごしたり、親しい人たちを自宅に招いて交流できる環境が整備されないものでしょうか。

2017年1月21日土曜日

210㎞を35時間で走破!

 私はひょんな縁から町のエッセイクラブの会に時々出掛けます。そのメンバーに日本のトライアスロンの先駆者がいます。


 彼は満60歳の定年退職を記念して当時の箱根駅伝往復コース210㎞を予定制限時間35時間で走破したそうです。2月の寒さの中で仮眠も取れず、最後は睡魔との闘いだったそうです。また高野山の苦行の千日回峰行では標高差1300mの道程23㎞をおよそ5ヶ月間毎日往復するようです。


 トライアスロンにしても千日回峰行にしても、常軌を逸した挑戦に挑めるのは特別の遺伝子を与えられた人々でしょう。


 

人と話す時間を毎日持とう

 定年生活に入ると孫でもいない限りは毎日30分の会話時間を作るにも苦労します。


 若い頃は有名人らが居場所と話し相手を求めて銀座を飲み歩く気持ちが分かりませんでしたが、腹を割って話せる輪を持たない人たちが銀座に足を向けるのも有りかと思える年齢になりました。


 お金の力という繋がりで話し相手を求める境遇というのは寂しいことですが、こうした男の逃げ道は日本の色町の歴史に繋がっていると考えると何となく趣さえ感じます。

2017年1月17日火曜日

余計なことはなくならない

 昔から寝る間を惜しんでと言いますが、寝ることだけでなく、料理、洗濯、掃除のような家事、友を訪れる手間、果ては育児などまで現代人は余計なことと考えがちです。


 しかし、こうした人間の日常的な営みを人任せにしたり省いたりして生活をしてみても、結局は別の何かに追い立てられてしまい、永遠に余計なことはなくならないでしょう。


 私たちがすべてをあるがままに受け入れられるチャンスはあの世行きの時だけかもしれません。

2017年1月16日月曜日

日米の差異 スポーツ選手や芸能人の場合

 日本ではスポーツ選手や芸能人は現役中は一切政治的発言をしません。そんな正体不明な彼らが政治家に転身するのは奇妙なことです。言ってみれば、彼らは自らの主義主張をもって社会に恩返しするのではなくて、人気を利用した再就職先が政界であったというだけのようです。一方でアメリカの場合には自分の意見をしっかりと表明する選手は稀ではありません。


 アメリカの最大最高のスポーツの祭典といえば、オリンピックでもサッカーワールドカップでもなくて、アメリカンフットボールの最強チームを決めるスーパーボールです。昨年は国家斉唱の場で人種差別に抗議して起立しなかった選手がひとりいました。今年の2月5日の頂上決戦でも、トランプ次期大統領の発言に抗議するために起立しない選手が出るかもしれません。


 日本は芸能界もスポーツ界と同じで社会的発言をする人は皆無ですし、政界への転身先は自民党と決まっています。一方でアメリカでは先ごろのゴールデングローブ賞授賞式で驚くべき出来事がありました。トランプ次期大統領の差別的発言に抗議して、「権力者が自分の立場を利用して他の人々を蔑視すれば、我々は全員敗者となる」と語って痛烈に批判しました。


 日本のスポーツ選手や芸能人が権力の傀儡的存在から脱皮するには何が必要なのか考えるこの頃です。

2017年1月15日日曜日

稀有な歴史的作品がネットオークションに出た!

 他に5個と存在しないと思われる歴史的作品がインターネットオークションに出品されて仰天です。もちろん信用と実績のあるお店からのもので本物保証付です。


 20世紀を代表する作家を実力で凌駕するであろう現代作家の代表作品ですが、その価値を理解できる人が日本に何人いるのか、結果が見物です。

2017年1月14日土曜日

骨董業界も消滅か

 昨日は東京ビッグサイトの骨董市に行ってきました。初日は業者交換会のようなもので暇ですから業者間の会話をあちこちで盗み聞きすることができました。


 そんななかで骨董業界の将来を危惧する人たちの話を聞いて、少子高齢社会の波がこんなところにも押し寄せていることに驚きました。


 骨董商は99%が零細企業ですから、稀少価値のある一級商品はありません。骨董入門者や観光旅行者用のお土産物程度の商品ばかりですから、一度購入したら二束三文でしか売却はできません。


 そんな訳で骨董市漁りは完全な道楽です。どうしても一級品が欲しければ、一流店で大枚を果たすか、自分を信じてネットオークションで落札するかしかありません。


 

トランプ新大統領のアメリカと日本

 アメリカはトランプ新大統領就任を間近にして落ち着かない状況が続いております。


 昨日の記者会見の場では、トランプ氏は質問しようと食い下がるCNN記者を罵倒して無視したり、ハリウッド女優の厳しい批判に対して手厳しく反論したりと、何となく波乱の4年間を思わせます。


 しかし、こうした緊張感のある激しい言葉の応酬がそのまま報道され、国民の間に議論が議論を呼ぶ状況が許容されている限りは、アメリカの良識は失われることはないでしょう。


 過剰な自己規制がかかってジャーナリズム精神は影を潜め、首相や閣僚に詰め寄るメディアもジャーナリストもいない日本は健全な社会と言えるでしょうか。

2017年1月12日木曜日

ハワイのワイキキ海岸より凄い!

 久しぶりに九十九里海岸に行ってきました。ここは車がないと近くて遠い存在ですから、その魅力を知る人はあまりいませんが、一度行ったら絶対にはまります。


 私は九十九里海岸のド真ん中にある成東海岸からの太平洋がいちばん好きです。ここから眺める海岸線の雄大さはハワイのワイキキ海岸や江ノ島海岸の10倍はあります。


 特に冬の太平洋の波と水平線と紺碧の空、そして広大な遠浅の海岸線を知らないでは天国に行けません。

子どもに謝ったことがありますか

 ある専門学校の学生レポートを読んでクラスの半数以上の人たちがいじめを受けた経験があることを知りました。


 子どもは人の気持ちを想像したり、自己を見つめる能力が未発達ですから、いじめはなくせません。問題は誰にも相談できない子どもが多いところにあります。親に心配をかけられない、先生は真剣に対応してくれないというのが主な理由のようですが、本当は大人の世界への不信感が根っこになっていす。


 子どもに一度も謝ったことがない大人は知らず知らずのうちに絶対的存在になっていることを認識すべきでしょう。



2017年1月9日月曜日

銀化ガラスを鑑賞しよう

 銀化ガラスとはガラス成分のカリウムやカルシウムが地下水の作用で溶け出す過程でガラス表面に薄膜を形成し、光がその薄膜層に乱反射して様々な色彩に輝いて見えるものです。


 主に中東地域で発掘される1000年以上前のガラス容器類が銀化ガラスの鑑賞対象になっていますが、これらが本格的に日本で知られるようになったのはまだ戦後のことです。


 銀化ガラスの好みも欧米人と日本人ではまったく異なり、日本人は発掘されたままの荒々しい姿を珍重しますが、欧米人は表面の銀化層をガリガリと取り払ってツルツルにしてから鑑賞します。


 ガレやドームなどに代表されるアールヌーボー時代のガラス製品は日本でも非常に有名ですが、その源流である中東の銀化ガラス類を知って鑑賞するとまた違った趣を感じるものです。

2017年1月7日土曜日

また出た!黒猫!

 大学のキャンパスに行く途中に大きな川があり、その川岸の緑地帯に私と知り合いの猫が一匹住んでいます。もちろん毎日お食事をあげています。


 そこに今日は若い新参者の黒猫が現れました!新年になってすでに2匹目の黒猫です。天国の黒猫ディーンよ、チョットやり過ぎじゃないか!

2017年1月6日金曜日

手術を拒否された

  私の友人の医師が正月明けに患者さんを診察して非常に難しい手術が必要と判断して、ある信頼できる病院の手術チームに依頼して快諾を得ました。


 ところうが事務方から経理上の処理が難しいので受け入れはできないと入院を拒否されて、結局は友人の医師は手術チームを自分の病院に自腹で呼んで無事に手術を終えることができました。


 人の命に関わる手術を医学的な理由ではなく、事務手続きが煩雑になるからと拒否されるお役人天国は怖いです。

美空ひばり

 昨晩、お風呂に入ったあとでテレビをつけたら美空ひばりの東京ドームコンサート(1988)をやっていました。


 美空ひばりの歌唱力については異論をはさむ専門家もいますが、私には感慨深い圧巻のコンサートでした。当時のいわゆる歌謡曲には人生の機微に触れる歌詞が少なくないことを思い出していました。


 それにしても今日の歌の歌詞の軽くて空疎なことを改めて痛感しました。

2017年1月3日火曜日

亡き黒猫ディーンからのお年玉?

 ブログのマスコット黒猫ディーンが天国に召されて痛感したのがコミュニケーションの大切さでした。


 キャンパスに残された猫たちとは餌を媒介にした繋がりしかなくなってしまい、黒猫ディーンがいなくなってからは生き物への義務感だけでキャンパスにいく毎日でした。


 ところが驚いたことに新しい黒猫の転入者が餌場で待っていて私の手から2握りも餌を食べてくれました。これでまた良い新年になりそうです。

箱根駅伝 2017

 正月の一大イベント箱根駅伝では青山学院大学が前評判通りの強さを見せて往路優勝しました。復路も恐らく磐石のメンバーを揃えてぶっちぎりの完勝でしょう。


 大学スポーツは完全にセミプロ化していて、勝てない大学に入ってはどんなに実力があっても卒業後の収入が全然違ってしまいます。ですから、有望な選手はことごとくトップチームに集中するという傾向が強くなっています。


 それにしても青山学院大学と他大学の実力差は大きすぎます。その背景にはフルマラソンを目標にして練習する青学チームと駅伝だけで食べていこうとするチームの志の違いが大きく影響しているように思われてなりません。


 新年の初めに大きな志を立ててみようではありませんか。

2017年1月1日日曜日

ハイデッガーさん、貴方はどう思いますか?

 20世紀を代表するドイツの哲学者マルチン ハイデッガーの著書「存在と時間」は難解ではありますが、彼の「顧慮」という概念を現代人は思い返してみるとよいかと思います。


 今日の都会では、鞄やトランクがぶつかろうと足を踏もうとお構いなしですし、横断歩道に歩行者が立って待っていても徐行しません。車内では意地悪く無理押ししたり、空席に座るときに会釈しても両サイドの人たちはまず無反応です。また公衆の面前でもお構いなしに泣き叫んで駄々をこねる幼児は毎日のように目撃します。


 他在をもって自在をなすという考え方を顧慮という言葉で哲学的に追求したのがハイデッガーでしたが、他者の現実を自己の可能性として想像する力をもたない現代人にはそんな理屈はもはや通用しなくなってきているのでしょうか。