小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2016年6月26日日曜日

イギリスは大丈夫じゃない理由

 EU離脱が決定したイギリスでは、大英帝国という昔の残像を追う年配者層と比較的リベラルで残留派の多い若者層の間に強い確執があるようです。こうした状況下で行われた国民投票で感情が良識を打ち負かしたといえるかもしれません。


 良識は普通に生活していれば自然に身に付くわけではなくて、日常に埋没せずに理想や夢を追いながら強く生きてこそ養われるものだとすると、案外多数決による民主主義は危ういものなのかもしれません。しかし、独裁政治よりははるかにましであることだけは確かです。


 イギリスのEU離脱派には強い指導者への憧れと過去の栄光への郷愁が強過ぎるような気がして気になります。今日のイギリスは大英帝国時代のように植民地はありませんし、サッチャー時代のように北海油田からの大きな恩恵もないことを忘れてはなりません。