小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

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2016年6月16日木曜日

お役所仕事が生んだ悲劇

 ある家庭は夫婦と子どもひとりの構成ですが、そこの奥さんは病気で床に臥していて家事ができません。そのためにご主人がすべての家庭的負担を背負っています。父親は職場の理解もあって定刻に退社して18時には家に到着しており、これまでは学童保育から帰宅してくる子どもを出迎えることが出来ました。


 しかし、小4になって学童保育の対象から外れた子どもは3時半に帰宅して病床にある母親と一緒に過ごすことになりました。子どもは母親と一緒にいるのが不安なのか、帰宅するとすぐに父親に電話してくる毎日が始まりました。そんな辛い状態が2ヶ月も続いて父親は結局は会社を辞めて自宅近くでパートで働く決心をしたそうです。


 これからは子どもが成長するにつれて教育費もかかるようになり、奥さんの病状も先が読めないとすると父親の経済的負担は増すばかりです。そんな窮状で小4からの学童保育の延長を申請したら、母親が在宅だという理由だけで受付を拒否されたそうです。


 行政が家庭事情を勘案して学童保育の延長を認めてくれていたら、この家庭の悲劇は防げたはずです。お役人は例外を認めたら収拾がつかなくなると言い訳するでしょうが、お役所仕事の前に例外が悲劇になっても黙っているしかないのでしょうか。