小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2016年6月30日木曜日

笑い話 チョットマッテヨー

与党 「アメリカ製憲法は廃止して自主憲法を作るぞ!」

野党 「安保法制は廃止しろ!平和憲法を守れ!」

与党 「自衛隊違憲論者の野党が護憲とは笑止千万!」

愛日長アマガエル 「あれっ、自衛隊を作ったのはどっちだったっけ?」

2016年6月29日水曜日

福島第一原発事故の放射能汚染の現状

 ある民間放射能測定所の測定で福島県産以外の流通玄米から、16ベクレル/kgのセシウム137・134が検出されたそうです。政府の食品基準値の上限は、一般食品では100ベクレル/kgで乳児用食品と牛乳では50ベクレル/kgとされています。


 それでは16ベクレル/kgの放射能を民間レベルで正確に測定できるのかといえば、放射線測定器を製作できる高度な技術と知識を有する専門家の指導や助言なくしてはまず不可能です。今回の流通玄米の16ベクレル/kgという測定値の話は、私がもっとも信頼する日本を代表する放射線機器専門家が直接に指導する民間機関のものですから充分に信頼できるでしょう。


 政府が一般食品に設定する100ベクレル/kgという上限基準は、一般食品の測定に携わる現場の測定者の技術的立場からすると現実的且つ妥当な水準といえそうです。しかし、毎日そうした汚染食品を口にする消費者の立場に立って、健康を守るために有効な基準かどうかという話になると、専門家の見方は真っ二つに分かれます。


 今回の汚染玄米の話を聞くと、東電福島第一原発事故で飛散した放射性物質汚染の環境問題は、市民の関心が希薄化する程度に反比例して、その悪影響はむしろ深化しているような気がしてなりません。

2016年6月28日火曜日

笑い話 親子同類

「お父様のためにいかがでしょうか。」

「立派なホームで安心しました。」

「ありがとうございます。ところで何かご要望はございますか。」

「はい、こちらは男女別々ではないのですね。」

2016年6月26日日曜日

イギリスは大丈夫じゃない理由

 EU離脱が決定したイギリスでは、大英帝国という昔の残像を追う年配者層と比較的リベラルで残留派の多い若者層の間に強い確執があるようです。こうした状況下で行われた国民投票で感情が良識を打ち負かしたといえるかもしれません。


 良識は普通に生活していれば自然に身に付くわけではなくて、日常に埋没せずに理想や夢を追いながら強く生きてこそ養われるものだとすると、案外多数決による民主主義は危ういものなのかもしれません。しかし、独裁政治よりははるかにましであることだけは確かです。


 イギリスのEU離脱派には強い指導者への憧れと過去の栄光への郷愁が強過ぎるような気がして気になります。今日のイギリスは大英帝国時代のように植民地はありませんし、サッチャー時代のように北海油田からの大きな恩恵もないことを忘れてはなりません。

2016年6月23日木曜日

笑い話 憎まれ口 2

「お父さん、あの人たちの写真は何?」

「選挙の候補者のポスターさ。」

「みんなすごく優しそうだね?」

「うん、選挙中だけだけどね。」

「じゃ、お父さんも出てよ。」

「!!!」

2016年6月22日水曜日

ピカソと加藤唐九郎

 近頃は焼き物にハマって古書店や図書館のお世話になったり、あちこちの骨董市に行っては実物を手に持ってみたり、美術館で名品を眺めたり、インターネットオークションに入札したりで、頭の中は焼き物だらけです。


 最近特に印象深かったのは加藤唐九郎がピカソを最高の陶芸家と讃えていることです。彼とピカソとの直接の接点は日本現代陶芸パリ展(1951)に出品された織部焼の皿でした。この展覧会が移動して南仏の陶器の町ヴァロリスで開催されたときに、唐九郎の皿とピカソの壺とが交換されることになりました。1940年代後半から陶芸に熱中していたピカソはパリかヴァロリスで唐九郎の作品に出会って感動したのでしょう。今もこの唐九郎の織部の皿はヴァロリス国立美術館に保存されています。


 私が心から尊敬する抽象芸術の天才ピカソと加藤唐九郎の作品の交換には土の魅力が仲を取り持ったということを知って、改めて桃山時代の焼き物の魅力にはまっています。

2016年6月21日火曜日

アジア大学ランキング 東大は7位

 イギリスの高等教育専門誌によるアジアの大学ランキングで東大は第7位でした。こうした種類の番付は、学生の質や学問的研究の水準を直接的に表すものではありませんが、時代における大学の勢いを知るには重要な指標です。


 東大より上位にあるのはシンガポールや香港といういわば英語圏の大学と中国の有力大学です。チョー時代遅れの英語教育や旧態然とした大学入試制度、そして政府主導の教育行政の革命的な改革が必要でしょう。東大を信頼して任せてみたらどうだろう。

2016年6月16日木曜日

次期都知事候補を大胆予想

 自民党・公明党の次期都知事候補はNHKの力の入れ方からすると丸川珠代環境大臣でしょう。しかし、この予想が本当に的中したら日本はかなり危ういです。


 えっ、私の推薦ですか?長嶋一茂さんです。

お役所仕事が生んだ悲劇

 ある家庭は夫婦と子どもひとりの構成ですが、そこの奥さんは病気で床に臥していて家事ができません。そのためにご主人がすべての家庭的負担を背負っています。父親は職場の理解もあって定刻に退社して18時には家に到着しており、これまでは学童保育から帰宅してくる子どもを出迎えることが出来ました。


 しかし、小4になって学童保育の対象から外れた子どもは3時半に帰宅して病床にある母親と一緒に過ごすことになりました。子どもは母親と一緒にいるのが不安なのか、帰宅するとすぐに父親に電話してくる毎日が始まりました。そんな辛い状態が2ヶ月も続いて父親は結局は会社を辞めて自宅近くでパートで働く決心をしたそうです。


 これからは子どもが成長するにつれて教育費もかかるようになり、奥さんの病状も先が読めないとすると父親の経済的負担は増すばかりです。そんな窮状で小4からの学童保育の延長を申請したら、母親が在宅だという理由だけで受付を拒否されたそうです。


 行政が家庭事情を勘案して学童保育の延長を認めてくれていたら、この家庭の悲劇は防げたはずです。お役人は例外を認めたら収拾がつかなくなると言い訳するでしょうが、お役所仕事の前に例外が悲劇になっても黙っているしかないのでしょうか。

2016年6月14日火曜日

銃社会 アメリカとカナダの違い

 先日のフロリダの銃乱射事件では49名が亡くなりました。アメリカでは銃による自殺と他殺などで約90人が毎日のように死亡しています。お隣のカナダも銃社会ですが、殺人件数率ではアメリカの1/4と低いですから、簡単には銃社会=犯罪と断定はできません。


 ただ殺人件数率が比較的低いカナダでも日本の7倍ですから、例えばアメリカと同じように小学生の独り歩きは禁止されています。もし独り歩きの子どもが発見されれば警察に保護され、子どもの保護者は罰せれる可能性もあります。


 それでもカナダが比較的安全な社会でいられる理由のひとつは整った社会保障制度があるからだと考えられます。カナダでは働いていれば医療は充分に受けられますから、アメリカのように働いていても高額な医療費に苦しむことはありません。

 

 弱肉強食のアベノミクスが深化するにつれて貧富の差が拡大していくと、将来的には安全な日本というイメージが失われてしまうかもしれきません。子どもがクラブ活動を終えたりして暗い夜道を独りで下校できる社会はいつまで続けられるのでしょうか。

2016年6月12日日曜日

タバコは一箱2000円にしよう

 タバコ一箱はニューヨーク州では1500円するのが常識のようです。日本でも2000円に値上げすればタバコ税収は理論上は4倍の9兆円になります。


 しかし、タバコの価格が高くなればなるほど喫煙率は低下するのが普通ですから、現在の喫煙率(男30%、女10%)の1/4の水準である平均5%まで低下するとすれば、タバコ税収は2兆円水準に留まります。



 しかし、長期的にみれば喫煙が主要因の癌や呼吸器系の病気が減るはずですから、医療費の節約と人的損失の減少によって直接的間接的利益は10兆円は下らないでしょう。


 このような計算は誰にでも簡単にできることですが、既得権者が若者に重い負担を負わせたままで安住の座に座り続けているところが、今日の日本の残酷といえそうです。

2016年6月9日木曜日

冬眠人間の出現!

 アメリカは火星への有人飛行を実現させるために冬眠人間の研究しているという話を聞きました。


 冬眠状態にあればエネルギー消費は20%くらいは減っているのでしょうから、その分だけ老化の原因であるフリーラジカルの発生量も低下するはずです。


 10年も冬眠してクラス会に出席したら、若々しい姿にクラスメートから驚嘆の声が上がるのは間違いありません。


 しかし何年間も寝た切りを続けていては、地球の1/3しかない小さな重力の火星ならともかく、地球上では起き上がることもままならないでしょう。

2016年6月7日火曜日

死語になったか井戸塀政治家

 舛添都知事の政治資金不正支出疑惑で第三者による調査結果が発表されました。結局は違法性は強いものの違法ではないという“期待通り”の結果でした。


 考えてみれば、憲法の解釈を強引に捻じ曲げたり、東電福島第一原発が大爆発しても原発依存を止めず、お役人の天下り天国も変わらず、日本の国の借金は増え続けるなどということの方をもっと憂うべきですが、マスコミがテーマを定めて集中的に騒ぐと国民はどうしてもそれに乗せられてしまいます。


 今回の騒動で見えてきたことは、都行政の首長でさえ自己犠牲の精神に乏しく、権力の座を低次元の自己満足の道具にしてしまっているという現実ですが、これは多かれ少なかれ物質主義の虜になった私たち現代人の問題であるかも知れません。

2016年6月5日日曜日

焼き物の世界を楽しむ

 最近は焼き物に凝ってしまい、時間を作っては美術館や骨董市に行ったり、ネットオークションをながめたり、図書館で書物を読んだりしています。


 ただ美術館の国宝級の収蔵品は特別企画展でないと展示されていませんから、なかなか実物にはお目にかかれません。またネットや書物で写真をいくら見ても実際に触ってみなければ鑑賞力はつきません。


 そんなわけで安物をネットオークションで購入して、写真の印象と実物を手に取った時の感触の違いを楽しみながら、名品と安物の違いを見分ける審美眼を養っているこの頃です。

2016年6月1日水曜日

先生の権威って何だろう?

 これはアメリカのある学校での話です。その学校では学年制はありませんから、例えば中3の数学のクラスでは実力のある小学生も一緒に学んでいます。


 私が聞いたところでは、生徒たちが授業で数学の問題の解法を話し合っていたら、先生が自分は分からなくなったから宿題にすると言って帰ってしまったそうです。


 権威を重んじる日本の先生にはアメリカの数学の先生が取った行動は信じられないはずですが、人に頼らず、自主的に学び、自分なりの意見を持てる人間を育てるには案外賢いやり方かも知れません。