日本でPCR検査が増えないのは偽陽性による隔離が人権侵害と言われかねないからだという意見が専門家の間にはあるそうです。
しかし、例えばハンセン病の感染者の強制隔離で間違っていたのは、治療法が確立してからも惰性的に強制隔離制度を続けたからです。
一方で厚労省はPCR検査で偽陽性者が入院すると医療資源を逼迫させる恐れがあるから慎重に検査をしていると説明しているそうです。
しかし、この機に及んで感度・特異度100%を求めるのは非合理的ですし、PCR検査は感染者を発見するためだけではなくて感染を予防するためでもあります。