小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2018年2月26日月曜日

体力と学力

 東大生は勉強ばかりしているから体力がなくて青白い顔をしていると思われがちですが、体力なくては東大には入れません。


 私の同級生には70歳になってもフルマラソンに出ている強者が3人います。今でも日常の激務をこなしながら週末のゴルフは絶対に欠かさない連中も少なくありません。


 体力があって規則正しい生活を続ける根気さえあれば学力は自然についてくるはずで頭の良し悪しではなさそうです。

2018年2月24日土曜日

田舎のネズミ、都会のネズミ

 憂さ晴らしに改造バイクを乗り回して爆音を撒き散らす地元の暴走族が他県にまで遠征して派手にやらかしたため逮捕されました。

 

 先日表参道を通ったらランボルギーニがけたたましい排気音を響かせながら交差点を急反転したりして暴走をしていました。

 

 かの暴走族は250cc足らずの改造バイクでツッパルのが精一杯ですが、ランボルギーニで暴走とは流石原宿だと変に感心しました。

 

 それにしても人生の味わい方はお金だけでは決まらないことを再認識させられた出来事でした。

2018年2月23日金曜日

見えるもの、見えないもの

 新聞やラジオの時代から映像の時代になってタレントなどの顔の整形手術が大流行で、整形は身だしなみになりつつあります。

 

 十分な時代考証がなされているはずのNHK大河ドラマでも、女優は二重のパッチリ目ですし、男優も鼻筋が通って虫歯治療痕がまったくない完璧に整った歯並びをしています。

 

 顔だけを整形手術でごまかしても日常の人間関係が一気に豊かになるわけではありませんが、今日の映像メディアにはそう思わせる魔力があります。

2018年2月22日木曜日

女子フィギュア メドベージェワ選手とザギトワ選手

 ピョンヤン五輪女子フィギュアスケートでロシア代表のメドベージェワ選手とザギトワ選手が共に80点を超えて熱闘を演じました。


 メドベージェワ選手の演技が氷上の舞であれば、ザギトワ選手はこれぞフィギュアスケートとうならせる滑りでした。


 ザギトワ選手の完璧過ぎる回転技に脱帽ですが、世界一の練習量でスポーツと芸術の境界を取っ払ってくれたメドベージェワ選手よ、踏ん張れ!

2018年2月19日月曜日

金メダル 小平奈緒選手の凄さ

 女子スピードスケート500mで圧倒的な実力を証明した小平選手の凄さはスタートラインで見せたフライング気味の一瞬の動作に凝縮されていました。


 彼女の全身は号砲前にピクリと動いたものの次の瞬間には何もなかったかのように静止状態に戻っていました。あの鋭い動作にはヒョウの筋肉の動きに通じる瞬発力を感じました。


 考えてみると100mをボルト選手よりも速い7秒で疾駆するのですから、いくらスケート靴を履いていても人間技とは思えません。

2018年2月18日日曜日

ヨーロッパの香り フィッシャーマンロレックス

 ヨーロッパのある超有名アンティーク時計店で販売中なのがフィッシャーマンロレックス、つまり漁師が使っていたロレックスです。


 戦後間もなく発売された完全防水のロレックスを着けて海に出た漁師が、死ぬまで外装を一切直さずに大切に使い続けてきたとびっきり粋な腕時計です。厳しい海の労働環境のもとで半世紀以上にわたって猟師と運命を共にしてきたロレックスの堅牢さと物を大切にするヨーロッパ文化が生み出した芸術品です。

 

 こういうものが存在するヨーロッパの歴史の重みを感じさせる貴重な一品です。海のにおいがいっぱいしそうなこの時計は、1953年の発売当時は一般労働者の半月分の給料で購入できましたが、今ではウン百万円です。

2018年2月15日木曜日

スポーツ選手に特別な人格や品格はいらない

 スノボの天才平野歩夢選手は、かつてオリンピック委員会のお偉方にズルパンに文句をつけられて、記者会見場でブンむくれたことがありました。


 スポーツ選手が私生活で何をしようと、違法行為でなければ選手の勝手でしょう。彼らはいったんスポーツを離れれば平凡な人間であり、特別な人格や品格を求めれば変に偶像化される危険性があります。


 平野選手とホワイト選手とのハーフパイプ決勝での戦いがスノボ好きの子どもたちに与えたほどの大きな夢は、オリンピック委員会がどんなに札束をばら撒いても与えられません。

2018年2月14日水曜日

お爺ちゃんに添い寝する猫

 近くのお爺ちゃんが可愛がっている猫は出自の分からないノラ猫でした。しかし、いつの間にかお爺ちゃんのお家に入り込むようになり、とうとう添い寝をしてくれるまでになりました。それでお爺ちゃんはこのノラ猫にメロメロで、自分が自宅にいるときは外に出してくれません。


 しかし、お爺ちゃんがデイサービスに出かける日は早朝から玄関が開かれるので、この猫は気分転換に外の空気を吸いに出かけます。近頃は我が家の庭先にも現れるようになり、餌を置いてあげると済まなさそうな表情を浮かべて一口二口食べて帰っていきます。


 お爺ちゃんはいつ動けなくなってもおかしくないくらいの状態ですが、添い寝をしてくれる猫の存在はお爺ちゃんが施設に行かずに自宅で頑張るえネルギー源になっているようです。

2018年2月12日月曜日

女子フィギュア メドベージェワ選手の凄さ

 「このオリンピックの舞台を10年間待ちわびてきた。」これは人類最高の演技で団体SP歴代最高点をマークしたロシアのメドベージェワ選手のことばでした。彼女は現在18歳3ヶ月ですから、すでに8歳にして世界を視野にスケートに打ち込んできたことになります。


 天才的才能と類まれな意志の強さ、そして天真爛漫な性格が合体して生み出されたメドベージェワ選手の演技は、先回のオリンピック勝者金妍児選手を文句なしに凌ぐものでした。彼女の才能を開花させてみせたロシアの芸術的風土には脱帽です。

2018年2月11日日曜日

金満オリンピック

 ピョンチャン冬季五輪のスキージャンプは、視聴率が稼ぐためにヨーロッパの夕刻時に設定され、観客が姿を消した午前零時後の極寒の中で実施されました。


 選手からは様々なブーイングの声が聞かれますが、現役中はプロとして大金を稼げ、メダルを獲得すればタレントや高級官僚や政治家になれるのですから、持ちつ持たれつつの世界です。


 どんなに努力して天才的身体能力を発揮しても大きな富や名声を得られるのは野球だけでしたが、今やその道が広く開けてきたことはひとつの進歩でしょうが、スポーツ貴族階級の誕生ともいえます。

弱者に思いが及ばない社会

 銀座にある泰明小学校校長が来年度の入学者からイタリアの高級ブランドのアルマーニを標準服に採用すると決定しました。


 校長は制服ではないから絶対強制はしないと言い逃れをし、銀座に住むに相応しい人間を育てるためだと語っているようです。


 それでは道路やビルを清掃をする人、食器を洗う人、ゴミ回収する人などなど、地域の底辺を支える人々は銀座にはいらないということでしょうか。


 教育者や役人が、社会は様々な職業の人々に支えられて機能していることに想像力が及ばないのでは、戦争さえも他人事になりかねません。

2018年2月9日金曜日

東京株式市場

 東京株式市場は2月6日の急落後、昨日は少し持ち直しましたが週末を迎えてまた大幅下落基調になっています。アベノミクスの最大のセールスポイントである超金融緩和政策は止められませんから、年金資金も日銀も株式を買い続けざるをえません。


 今回の調整の下値がどのあたりにあるのか読めずに市場に不安感が充満してきていますが、常識的には日経平均株価20,500円辺りの攻防になるとみています。しかし、年初来高値24,124円は出来過ぎで、今年中の更新はなくなったとみています。

笑い話 銀座泰明小学校はアルマーニ

「チガウダロー!この禿げ!!」

「あれっ?」

2018年2月8日木曜日

首都圏の水系に蓄積する放射性セシウム

 東京新聞の独自調査によると千葉県花見川河口(沖合150m)の表層土壌から500ベクレル/kgの放射性セシウムが検出されました。手賀沼や印旛沼でも同水準の高い測定値が確認されています。


 厚生労働省の飲料水の基準値は10ベクレル/kg、食品は100ベクレル/kgですから、数値だけで比較すると今回の首都圏の水系の表層土壌の測定値は非常に高いことになります。但し、セシウムは土壌の粒子に吸着されると容易には水に溶け出してきませんから、事故直後のように心配する必要はありません。


 しかし、セシウム137の物理的半減期は30年ですが、チェルノブイリ原発事故による汚染地帯では環境的半減期は180~320年とする調査結果もありますから、首都圏の放射性セシウム汚染がこれからどう推移するのか、地道に監視を続けたいものです。

2018年2月6日火曜日

NY株の連続急落

 NY株式市場は一時史上最大の下げ幅を記録しました。私はその詳細は分かりませんが、2日で10%の下落は尋常ではありません。


 私が懸念するのは日本の年金資金や日銀に買い余力がなくなってきたことを見透かされて売り浴びせられたとすると一大事です。

2018年2月5日月曜日

株式市場の急落

 NY株式市場の急落の影響をもろにかぶって東京市場でも株価が急落しています。移転が決まってこれからのはずの築地市場でも商品が売れなくなってきたようで、不安に駆られた関係者から電話がありました。


 今回の下げを見てチャンスとばかりに下値を拾おうと考える人たちも出てくるでしょうが、すでに日経平均株価は1/23の高値よりも10%近くも下落しております。何せアベノミクス前の3倍にもなった日経平均株価は尋常ではありません。

仮想通貨の本質を知っておこう

仮想通貨の仕組みはネズミ講とまったく同じで、確実に儲かるのは取引所の運営会社とごく初期に最安値でコインを購入した人たちだけです。


 普通は現値以下のコイン購入者の存在は売り圧力ですが、コイン価格の上昇中は市場規模が膨張して資金の流入が続きます。市場の膨張分は利益として分配され、’みんなで渡れば怖くない’の勢いで市場はバラ色の楽観的な雰囲気に満ち溢れます。これが市場用語では’買いが買い’を呼ぶ状態です。


 仮想通貨の価格上昇は上値追いの思惑が強まることだけによって誘起されるもので、何らかの実質価値が加わったからではありません。普通通貨であれば国家の財政や経済の状態そして将来的な成長力や民主主義の熟成度などによってその価値が担保されていますが、仮想通貨の価値はあくまでも投資家の思惑によってのみ支えられています。

 

 つまり思惑を確実に先取りすることなどできませんから、最初に旗を振り始めた人たちだけが勝利者として君臨することができるわけで、それはまさにネズミ講の本質と何ら変わりはありません。