小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2017年12月22日金曜日

潮目が変わった北朝鮮騒動

 北朝鮮は9月15日を最後にしばらくはミサイル発射を中断していましたが、この沈黙を敢えて無視して挑発するかのように米韓は10月16日~20日にかけて大々的な合同軍事演習を敢行しました。 

 

 それから20日後の11月8日にはトランプ大統領が訪中して北京の故宮殿で壮大な晩さん会が催されました。中国の歴史と伝統を存分に誇示する歓待には安倍総理の次元の低い薄っぺらなゴルフ外交もかすんでしまいました。米中首脳会談の主要なテーマは間違いなく北朝鮮と米中の貿易不均衡の問題であったことは想像に難くありません。


 そしてまた20日後には北朝鮮が大陸間弾道弾(ICBM)の発射実験をしましたが、大気圏突入時に燃え尽きたという航空機添乗員の目撃情報もありました。この点はミサイルの完成度を知るためには非常に重要なはずですが詳細な議論がないまま、ICBMだということばかりが強調された報道でした。


 さらに20日後にはトランプ大統領はイスラエルの首都はエルサレムだと突然宣言し、戦争の火種は朝鮮半島から中東に移りました。先の米中首脳会談で北朝鮮問題の落としどころは、日本と韓国を人質として差し出して米国が先制攻撃しないことを担保して、一方で核保有は黙認しても大気圏内核実験とICBMの完成だけは放棄させることで決着がついた感じです。