新型コロナウイルスの震源地とみられる武漢市(人口1100万人)では1月23日から4月8日までの2ヶ月半にわたって都市封鎖が敢行されました。
これほどの思い切った措置を実施できた国は世界中でも中国だけで、その国家統制の強力さには驚嘆させられます。
また中国の人口は米国の4倍、EUの3倍あって、中国がまだ貧しかった時期には、この大きな人口規模は発展の阻害要因でしたが、今日ではIT技術のおかげで原動力です。
アメリカはトランプ大統領のもとで国民の分断が大きく進み、ヨーロッパはイギリスのEU脱退でその結束は揺らいでいます。
2020年代の世界は新型コロナウイルスだけでなく中国の勢いに振り回される未知の時代となりそうな気がしてなりません。