小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2019年3月14日木曜日

保守系学者の不幸な主張

 アメリカで国際政治学を学んだ保守系の専門家の著書がネットに宣伝されていましたが、その主張を読んでみると興味深いことに気が付きました。


 彼は、太平洋戦争はルーズベルトが起こさせた、という主張のようで、日本は何度も和平提案を出したが、ルーズベルトはそれを無視して戦争を継続し、原爆まで落としたという解釈のようです。


 日本はアメリカの対日経済制裁を受けて日中戦争の継続も危うくなり、切羽詰まって真珠湾奇襲攻撃を敢行して日米戦争に突入しました。日本が先に手を出してしまった事実は変えようがありません。


 アメリカの原爆投下は過剰防衛の誹りを免れませんが、日米戦争の複雑な歴史的経緯が絡んで、立ち居の違いから正反対の主張がこれからも生まれることが、最大の不幸でしょう。