町役場の職員が463世帯の口座に10万円ずつ支給するはずのところ、一枚の振込用紙に4630万円と記入して銀行に提出しました。
銀行員は受け取った1枚の振込用紙に記載されている個人口座にそのまま4630万円を振り込む手続きを済ませました。
大金が誤送金された若者は運悪くカジノ好きで、外国のネットカジノで全額をすってしまったと語っているようです。
人口3000人の町では役場職員や銀行員は勝ち組、若者は負け組で、強気の勝ち組は母親まで連れて若者の職場に押しかけました。
この微妙な関係による町役場の高飛車な姿勢が事態を余計にこじらせたように思われますが、これは格差社会の一面をあぶり出した事件でした。