高梨沙羅選手が団体スキー競技の一回目ジャンプをウエアの規定違反で失格となり、2回目のジャンプは平凡な記録で終わりました。
そのことで検査が異例の抜き打ちでウエアの測定方法も従来より厳しくて不当だと日本のマスコミは非難合唱しています。
しかし、冬季オリンピックに黒人の出場選手はほとんどおらず、メダリストは女子500メートル優勝のエリン・ジャクソン選手しかいないことは異常です。
つまり先進国ではウインタースポーツは白人富裕層の優雅な遊びで未だ大衆化しておらず、お国の人種問題を投影しています。
そんな視点から高梨沙羅選手の失格事件を考えてみると、もう少し想定外の検査に警戒する必要があったのではないでしょうか。