私の家から5分ほど歩くと建坪50坪ほどの家々が並ぶバブル時代の高級住宅地があります。
小高い丘の上にあって庭も広くて憧れの環境ではありますが、車がなくては買い物・通院などの生活が成り立たない立地です。
ここの住宅には大型乗用車が一台だけ収まる駐車場しかなくて、最近の建売住宅の+軽自動車という設定は皆無です。
バブル時代までは、特に裕福な家庭では奥様は専業主婦で共働きというケースは稀でしたから、奥様が運転手をするのが当然だったのです。
しかし、今日ではパワーカップルなどと言われて夫婦二人の収入で住宅ローンを組んでタワマンを購入するのがトレンドになっています。
時代の変遷とともに住居の形態が変わってきていますが、私は車は不要で、夫婦共同で住宅ローンなど組まない、庶民的な住居が理想だと考えています。