小室圭さんをシッタベンレイ

ノーと言って金満世界を変えよう

  とうとうコーツIOC副委員長が来日して、これからはオリンピック開催への直接的圧力が強まりそうな気配です。  東京オリンピックが多数の病人も出そうな真夏に開催されるのはビジネスとしての都合からで巨額の放映権料を稼ぐためでもあります。  そんな開催してもお金、中止してもお金の五輪...

2022年8月31日水曜日

胃がん検診の怪

  日本では人口10万人あたり男性はおよそ100人、女性は35人が新規に胃がんと毎年診断されます。

 今日では胃がん患者の99%は長年のピロリ菌の感染歴に原因があることが分かっていますから、先ずは内視鏡検査の前にピロリ菌検査が必須です。

 ピロリ菌の感染が確認されれば除菌が必要ですし、無くてもピロリ菌検査は定期的に受けることが賢明でしょう。

 それでピロリ菌がいなければ胃がん検査にあまり神経質になる必要はありませんが、除菌者でも胃がんに罹る可能性はありますから検診は欠かせません。

 またピロリ菌感染が長期間放置されていると胃がんのリスクが高まりますので、ピロリ菌感染及び感染歴のある50歳以上の人は胃がん検診は必要でしょう。

 最近は内視鏡検査が普及していますが、ピロリ菌がいなければほとんど不要の検査であるとの声が医学界から聞こえてこないのは不思議です。

 

2022年8月21日日曜日

自民党と共産主義

  終戦直後の日本ではマッカーサー元帥の指示を受けて赤狩りという激しい共産主義者排斥が国を挙げて行われました。

 当時は共産主義はもちろんのこと伝統と国家権力にそむくような進歩的なことを口にすればアカのレッテルを貼られて解雇され社会からも抹殺される時代でした。

 今日でも保守系の人たちは革新系の人たちをアカ呼ばわりしますが、戦前・戦後の思想の暗黒時代の風潮は古い油のように日本社会によどんでいます。

 自民党が勝共を掲げる旧統一教会に広く深く入り込まれたのは戦後の赤狩りの呪縛を払いのけられない貧弱な思想の持ち主が多い証でしょう。

2022年8月11日木曜日

世田谷自然食品の青汁CMに???

  世田谷自然食品のテレビCMは、山のような生野菜を見せて、こんなに毎日野菜を食べられますか、と視聴者に問いかけます。

 あの生野菜の量が一日のビタミン類の必要摂取量を意味するのか、それとも食物繊維を意味するのか意味不明でかなり悪質です。

 野菜不足だと無知な視聴者の不安を煽って青汁を毎日大量に飲ませたいのでしょうが、人間は青虫ではありませんぞ。

2022年8月9日火曜日

日本の保守の転換点か?

 故安倍元首相はカリスマ性があり、日本の保守の源流を引き継ぐ絶対的存在であったようです。

 日本の尊厳と国益を護る会、伝統と創造の会、日本会議国会議員懇談会などの有力保守系団体が揺れるなどということは安倍氏の死以前には夢想だにできませんでした。

 日本の保守政治家にとってはすべては国家のために存在し、日本は武力でも経済力でも一流国家であらねばならないというのが命題のようです。

 したがって彼らは民主主義でいう国民(people)という視点を持たず、リンカーン米国大統領の名言とは未だに無縁の前近代的な世界に生きているのでしょう。

 それにしても人民の、人民による、人民のためと訳され、国民の、国民による、国民のためとは訳されなかった理由が安倍元首相の死を機に理解できたような気がします。

2022年8月5日金曜日

旧統一教会名称変更事件

  お昼のワイドショーを見ていたら、橋下元大阪府知事が宗教法人の名称変更は認証事項であって許可事項ではないので、申請書類が整っていれば認めるしかないと法律家らしい主張をしていました。

 橋下氏は旧統一教会にはいろいろと問題があるからといって申請を受理しない姿勢を取り続けた前川喜平元文部次官のやり方は明らかに間違っていたと主張しました。

 しかし、一番の問題はあれだけ社会的な大騒動を巻き起こした強引な集金活動について自民党は法規制の網を掛けずに放置して教会と与党議員との関係にも目をつむり続けてきたことです。

 そこを糾弾しないで前川喜平元文部次官の認証拒否は間違っていたと前川氏の個人批判に世間の目を向けさせるような橋下発言には何か意図的なものを感じます。

インターパーク院長倉持仁医師が叱る!

  コロナ第7波で大混乱の日本の医療ですが、日本感染症学会などの国民へのトンチンカンな呼びかけに、宇都宮市のインターパーク倉持院長が激怒しました。

 倉持医師はとにかく陽性者にはラゲブリオとデカドロンを処方できるようにしろと悲痛な叫びをツイートしています。殊にラゲブリオは早期投与すれば高い効果があるようです。

 このラゲブリオは残念ながら国に流通を管理されていて病院は一度に3人分しか支給されず、在庫がなくなってから新規注文するように制限されているそうです。

2022年8月3日水曜日

睡眠の天才

 我が家の外猫は夏の午前中は西側のクーラーの室外機の上、昼は南の桜の大木の日陰、夕方は東側のベランダの上と太陽と反対周りで寝場所を変えます。

 それにしても猫は睡眠の天才で、この猛暑のもとでも涼しい場所を選びながらクーラーなしで一日中寝ていられることに驚きます。

 ひょっとすると人間ももともとは猫のように睡眠の天才で、現代人の悩みの不眠などとは無縁だったのかもしれません。